TAMO2のブログ
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読書メモ:『同志少女よ、敵を撃て』

 『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著、早川書房=9119)

 独ソ戦で活躍した女性狙撃兵を題材にした戦争小説。著者はロシア研究一家の人。女性兵士、狙撃兵、体制間絶滅戦争、帰還兵問題。非常に多面的な問題を織り込んだベストセラー。宇露戦争という悲劇的な状況もあり、売れた。

 印象に残ったことの言葉の羅列。エレンブルグの詩への嫌悪感。女が忘れられる戦争、女が「求められない」戦争。人間をいかに歪めるか。幼馴染を「カチューシャの歌」を頭に流しながら狙撃する時の気持ち。「空」あるいは「無」になる狙撃の瞬間。「友達と仲良くする方法を教えてほしいって」「それはいい。それは大切だ。私たちも、それを教わらなければね」 戦時性暴力はどの国でも深刻な問題だった。男だらけの軍隊における、ホモソーシャルの団結手段としての性暴行。

 セラフィマが戦争から学び取ったことは、(中略)命の意味だった。

 心地よい英雄的な物語。美しい祖国の物語。
 いたましい悲劇の物語、恐ろしい独裁の物語。
 そしてそれは、独ソのどちらでも、男たちの物語だった。
 物語の中の兵士は、必ず男の姿をしていた。

読書メモ:『大阪 裏の歩き方』

 『大阪 裏の歩き方』(花田庚彦著、B.カシワギ、用心棒勝男協力、彩図社)

 和歌山市駅に難波のラーメンの名店、丈六がある。その店にこの本があり、実は店主の知人が取材協力しているということで購入。

 読んだ感じ、裏社会につながる売春や薬は、維新行政でかなり締め上げられて、大阪の街は確かにクリーンになったようである。こういう連中と接触のある街で維新が強いのも分かる。

 それよりも、気になったのは良い店の紹介。性風俗には興味がないので、食べ物で気になったことを記録しよう。釜ヶ崎からは「たまりばけんちゃん」「焼き鳥ジロー」。たこ焼きの「浪花屋」(長居駅近く)、「象屋(の豚玉)」(玉出)、「三好屋(立ち飲み)」「栄屋(マグロ)」(堺東)。

 ホラーなのはカレー肉の話。でも、人肉は美味しくないと聞いている。
 

王者の野球

愛媛マンダリンパイレーツ8-2栃木ゴールデンブレーブス
2025年9月28日(日曜日) 12:00~
真岡球場
晴、センターから逆風

 この日もしゅわーずさんの車で。駅から歩いている愛媛ファンの人もいるが、見覚えがないから関東在住かなあ。この日も選手のご家族、元選手が結構いた。心強い。

 真岡球場は新しい球場で、丸亀に似ている。で。三塁側栃木応援席は、独立史上最強の応援団だ。トランペットは20本くらい。応援団は見た目50人くらい、それに呼応するガチ勢は200人くらいかな。相手に不足なし。

 愛媛側は昨日の面子に心強い加勢が。石狩はじめ、北海道の人たち、そして何より裏部長。ヤジは全部持っていかれた。リーグがお世話になっている読売新聞大阪本社の人も。パワーでは負けても密度とお笑いでは負けんぞ!

 愛媛の先発は山田。切れが素晴らしい。スピードガンは球場にないけど、いつもより速かったと思う。因みにネット裏で栃木の選手が測定していたものをチラ見する限りは、最速146km/h。もっと出てるかなあ。

 でも、先頭の桃次郎選手は、やや真ん中の真っすぐを右中間にはじき返し、快足を飛ばして二塁へ。三上より速いかも。これはドラフト指名ありそう。だが山田はここから崩れなかった。2死1、3塁から愛媛のお株を奪うダブルスチールを決められたが、「一点はあげるよ」という感じでスリーアウトをとる。先制は栃木。

 栃木の先発は日ハムの左のエースだった、吉川だが、何か変。ただ、応援の正田さんを思い出す変化球攻めで先頭塚本をピッチャーゴロに。徳島の150km/h投手陣に照準を合わせていた愛媛打線にとっては厄介だよなあ、と、思っていたら、左肩を押さえつつ降板。個人的には打てるんじゃないかと思った。だが、急遽登板の堀岡は、徐々に球威が増していく感じで1回は抑えた。

 2回からしばらく、山田投手は「ゾーンに入っている」感じであった。打てる気がせんわ。愛媛は二回もヒット二本を打ち、チャンスを作るが無得点。で、愛媛は二巡目以降が怖い。

 その二巡目、三回は先頭塚本が四球を選ぶ。彼の四球は得点につながる確率が高い。三上は送ると思っていたが、強打で右中間への二塁打。上野はアウトローをレフト線にはじき返す彼らしいミートで逆転。高橋がライト前で押せ押せだが、変わった中村からヒットは続かず。だが、メヒアの時に二塁に牽制悪投で追加点。これは有難い。

 五回、「あげほい」の応援が始まる。人数が少ないので参加。すると、、、、五十肩が改善w 痛みが減って行く。やまさんありがとう! 試合は2死1,2塁でチャンピオンシップのMVP、大城がセンター越えの三塁打。これでほぼ勝ちだよなと思った。あとは山田が完投するか、どうかと、崩れないかというところ。

 7回表、久しぶりのヒットが出て、連打となり無死一二塁。ただ、愛媛のリリーフはここのところ安定しているとはいえ、山田以上の安定感はないので続投で、群馬相手に劇的なスリーランを放っている四番の三方勝負。「さんほう」やんけ、と高知応援の人たち。「サンフォ」「山保」。三方は真ん中付近のカーブを捉え損ない、セカンドゴロ併殺。切れが衰えていない、ということだろう。暴投で一点を失うなど、乱れはあったが続投。パンチ力のあるダッタは低めのカーブで三振。

 7回裏も三得点。途中、「関東の皆様にフジの総力祭をお届け!」ということで、西原選手の応援で盛り上がったかな。あと、ドラフト候補の堀越投手から点を取れた。徳島に感謝。しかしまあ、愛媛打線はNPBのスピードには対応できるんじゃないかな。

 9回も山田。疲れが見えていて乱れがあったが、三方、ダッタを連続三振に斬ってとり、優勝。試合後、島原が号泣していたな。それが忘れられない。NPBでも内野手(←具体的には徳島の池田、彼もドラフト候補、ってか、本指名されるだろう)が動けないマッハの打球を見てみたい!

 試合後は色々なところで挨拶。あ、佐藤宏樹君と四戸君だ。近況を聞くが、佐藤君はますます腰が低くなっている。加藤元コーチには、顔を覚えられていた。お互い初老だよな。それから、天才と認めた選手、堺時代からのファンの人が言うには「調査書が届いていない」とか言っていたそうだけど、愛媛新聞の情報と違うやんな。彼も一軍で見てみたい。23日はどうなるかな。

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