振り返る。 | Tammy オフィシャルブログ Powered by Ameba

振り返る。

生まれるのが二週間早くて、
頭が少し歪んでた。
0歳の時に片親にしてしまった。
働く為に0歳で保育所に入れた。
眉毛の下がった悲しそうな顔をしてね、
笑ってた。
離乳食はグラタンが好きだったけど、
余り食べない子でね、
このまま小さいままなのかと、心配してた。
食が細い割に、ヨダレをしょっちゅう垂らしてね、いつも歩行器ではしゃいで、笑ってた。
私は一日のほとんどが仕事やった。
そんな小さな時に、鼻血を出しながら、泣もせず、夜中の仕事に出る時に、手を振ってくれた。
胸が千切れそうな思いだった。

一歳の頃、痙攣ひきつけがすごくて、そのたびに、怖くて裸足で飛び出して病院にかついで連れてった。
タクシーも止まってくれず、
病院はどこも受け入れてくれへんかった。
真夜中に起きた時は、死ぬんじゃないかと思って泣きながらかついで走った。
どうしたらええのか解らず、必死やった。
保育所のプールでは、必ずと言っていいほど、しょっちゅう飛び火になって、体中、傷と汁で酷かった。
先生にも、気持ち悪がられてしまった。
中耳炎もしょっちゅうやった。
病院連れてってたけど、
片耳、あんまり聞こえへんようになった。
ごめんなさい。
でも、いつも下がった眉毛で、笑ってた。
小学校入って、友達出来なくて、家で絵を描くようになった。
でも、お兄ちゃんの友達には懐いて、
そんな時は外に遊びにいってた。
石を顔に投げられて血を流してても、
笑ってた。
そんな時、引越す事になって、
今の家に来た。
友達が出来て、嬉しそうやった。
ウチを喜ばせたいから、
いつも絵を書いてみせてくれた。
ケロロ軍曹の絵を書いて、応募したら、当選して、500円のギフトカードもらって、それをずっと大切にしてやった。

小学校5年の最後くらいから、
原因不明の腹痛が始まった。
でも、学校に行きたいとずっと言ってた。
一緒に病院いっぱい回った。
でも、原因不明やった。
きっと、ストレスやったんやな。
ごめんなさい。。

中学に入った時、お兄ちゃんがラグビーやってるからそれに憧れてラグビー始めやった。
細くてひ弱やったけど、どんどん大きくなって、力ついてきて、傷だらけでもがんばってたね。
そしていつの間にか、メンタルが強くなって、友達の中でも自分らしさを見つけて、皆を励ますような子になってた。
その時長男のことで悩んだり落ち込んでたウチの背中を撫でてくれてた。
俺は大丈夫やからな、って。
俺がおるからな、って。

そして、一年色々あって、お兄ちゃんも落ちついて、2人が言った言葉。
「俺らこっちに越して来れて良かったなー」
「みな、ええ人やなー、な、ママ」ってお兄ちゃんと笑ってた。

高校に入って、ラグビーをして、中学の時のラグビーとのギャップで、辞めて、今は、ボクシングをしてる。
自分の弱さに負けたくないって。
そして、進級して、今。
英語を凄く勉強しだした。
お兄ちゃんの影響やね。。

今までを思えば、
今までを思い出せば、

ごめんねと、
有難う。。

生まれてくれて有難う。

まだまだ続く道。

こんだけ苦労させてるのに、

オカンでおらしてもらえて、有難う。

明日もがんばろな。