私のミスは


その3週間後


仇となって返ってきました。





土日を使って地元に帰り、友達と海へ行くという彼。


なんかね、毎年恒例なんだって、


そう言ってた。




言ってらっしゃい


と、見送る前にふと。



この服とか


クローゼット入れておこうか?



て。


私たち、付き合った直後から


半同棲中。


転がり込んだばっかだったので


数日分の私の洋服や、仕事用の服、化粧品などは


紙袋に入れて、ベッドの横にポンっと置いてありました。



それをクローゼットに?


なぜ急に?


なにも、こんな出かける直前に言わなくても。


今度ゆっくりやればいいじゃん。



ぴーーーーーーん。



女の勘が


すぐさま反応。




女と会うんだ!!


女と海へ行くんだ!!



そう思ったんだけど…


なんか言えなかった。



確信がなかったし、証拠もつかめてない。


このままだと、またごまかされて、言いくるめられてしまう。



どうしていいか分からず、そのまま見送ってしまいました。




とりあえず


疑ってる!!


だなんて思われたくなかったので


冗談ぽく


かつ、


意味深に


メールを送ることにしました。






行ってらっしゃい心


気をつけてね心


寂しいけど、おりこうに待ってるよ心


さっき、私の服片付けようとしてたみたいだけど。


女連れ込まないでね心


もし浮気するのなら


バレないようにしてね心







お願い。


辞めてよ。


やだよ。


もし、まだ思い留まってくれるのなら。


もし、まだその子より私の方が少しでも好きなら。


行かないで。


お願いだから。





そんな気持ちをメールに乗せながら。




送信フォルァ!!(メール)