早速、前回ご紹介した、マルシン製 S&W M36 3インチ HW 旧型をバラしてみます。
機関部です。
若干パーツの形状が変わっているものの、ほぼプラカートのチーフと同じ構造です。
油分はほとんど残っておらず、汚れも目立ちます。
まずはこれをバラし、清掃、グリスアップしていきます。
フレームにもう一つパーツが残っておりますが、ほぼ外し終えた図です。
非常にシンプルな構造ですが、それ故に故障も少ないのかもしれません。
そう、、、
どこも壊れておりません。
何でガスでなかったのでしょうか?
とりあえずガスタンクをバラして清掃、グリスアップします。
タンク底部の4つのビスを外して、底板を取り外します。そうすると放出バルブを取り外すことができます。
このタイプのタンクは始めてですねぇ
タンク底部はこんな感じです。写真は有りませんが、中に薄っぺらいパッキンが入ってます。
各ビスにもそれぞれパッキンがあります。
うーん、ゴムが劣化したら速攻でガス漏れしそうです。しかも、シールテープなんかで簡単に補修はできない感じですね。
修理を考えると、プラカートのチーフみたいな、タンク底部をねじ込んではめるタイプの方が良いですね。
ちなみに、これがプラカートのチーフについていたタンクです。
タンクは一通り清掃し、各パッキンにはマルイのシリコングリスを塗布しました。
注入バルブのネジ部分、底板についていたパッキンにもグリスアップ。
元々ガス漏れは無いので、この処理で更に長生きできると嬉しいですね^ ^
因みに、放出バルブはかなり汚れており、動きはあまり良くありませんでした。
あとは、ハンマースプリングを少しだけ調整して、ガスの噴射量を高めます。
これでガスは出るはずですが、、、
組み上げて確かめたい気持ちを抑え、せっかくバラしたのでもう一仕事します。
ブルーイングは、またの機会とし、今回は手軽にできる磨き込みにチャレンジです。
初めはスポンジでゴシゴシしてましたが、いまいち下地が出ません。当たり前か(^-^;
そこで、思い切って800番のペーパーで水研ぎしてみました。
まだムラがありますが、とりあえず磨き前のパーツと比較。
少し下敷きになっているフレームの蓋とシリンダーは磨き前。
おお!かなり鉄っぽさが出てきました(^-^)
良いかも♫
この調子で磨いていきましょう!
そして完成した写真がこちら ↓
before afterでどうぞ
中々、雰囲気出たんじゃないかと思います。
しかし、フレームの蓋の中にあるガスルートが浮き出ています。
バレルも少しムラがあります。
どうもヒケがかなりあるようで、磨くことでムラになっているようです。
今後、ブルーイングする場合は、もっとしっかりとやすりがけして、面出ししないとダメそうですね。
まぁ、今回は簡単ポリッシュなので、これで良しとします(^-^)
さて、それではガス入れて試射しましょう!
ぽすっ!
お!ガス出てますね(o^^o)
では少しタンクを温めて、初速を計測します。
ほほう、10禁レベルですがちゃんと出てますね 笑
プラカートのチーフより貧弱な初速ですが、お座敷レベルならこれで十分です。
ガスの放出量とカートの機密を取れば、まだ上がると思いますが、弾が出るだけで満足しました^ ^
ずっしりとした重さに、リアルな質感、、、
良いですね!ヘビーウェイト^ ^
マルシンのリボルバー、特にチーフは、比較的お求め安い価格で楽しめるかと思います。
勿論、私は中古のジャンクで十分ですが 笑
お求め安いマルシンのチーフで、こんなにカッコ良くて、満足できるのであれば、高級イメージの強いタナカ製のチーフや他のスナブノーズリボルバーは、どんなに素敵なんですかねぇ、、、
タナカねぇ、、、
タナカかぁ、、、、、、、
タ、、、、ナ、、、、、、、、カァ、、、、、、、、、
危険な沼がそこまで来ています。
あぶない! あぶない!
ちょっと、某オークションサイトを覗きに行ってきます♫