来年4月6日、7日、丸の内のCotton Club にてライブを行うことになりました!

いきなりのソロライブ、しかも、Cotton Club ということで、身内からは「大丈夫なのか?!」という心配の声。

しかし、常に目標を掲げ、それに向かって突進するように生きてきた私は、またまた新たな目標が見つかり、希望に燃えておりまする。

ライブでは、ジャズ、シャンソン、ミュージカルのナンバーから13曲、歌います!

ホームページで、ライブの特設ページも開設しました。順次、インフォメーションをお送りしていきます。ぜひ見てくださいね。

この写真、下村一喜さんに撮っていただきました。

下村さんとは2012年に一緒に写真集を創りました。今回のヴィジュアルはぜひ下村さんにお願いをしたいと思い、久しぶりに撮影をしていただきました。

彼は、女性をゴージャスに魅せることにかけては天下一品!

我ながら、踊り手であった頃の雰囲気とは別のものが醸し出されているような気がします。

踊り手としての私の個性は、「演ずる踊り」にあったような気がします。

「歌」でも「踊り」と同じような感覚で表現することができたら・・・・「女優の歌」が歌えるようになりたいです。

先月、「ナショナル・シアター ライブ」という、イギリスのナショナル・シアターで上演された作品のライブ・ビューイングで「フォーリーズ」という作品を観ました。

1971年にブロードウェイで初演された作品のリバイバル。昨年、イギリスのオリヴィエ劇場で上演され、2018年のローレンス・オリヴィエ賞の最優秀ミュージカル・リバイバル賞と最優秀衣装デザイン賞の2部門に輝いたプロダクションです。

解体を目前に控えた劇場に、往年のコーラス・ガールたちが再結集します。

青春時代を共に過ごした彼女たち、そして、彼女たちを取り巻く男性たちの現在と過去が交錯しながら物語が進行していくのです。

叶えられなかった恋や夢に思いを馳せながら、それぞれに今の自分を見つめ直していく、というお話。

往年のスターたちの過去を演じる若い役者たちが、亡霊のように同時に舞台に登場したり、時間の流れの中での、それぞれの思いが巧みに表現されていました。

どの俳優も素晴らしかったのですが、中でも凄かったのが中心となる2人の女優さん、イメルダ・スタウントンとジェイニー・ディー。他にも素晴らしい女優さんがたくさん出演されていました。

それぞれの個性に合わせた歌や踊りのナンバーが素晴らしいのは言うまでもないのですが、芝居もなにもかも、すべてのクオリティーに圧倒されました。

こういう人たちを観ると、「表現力というのは、際限がない」ということを思い知らされます。

バレリーナとしての活動を引退して、来年で10年。

新たな節目で始まるソロライブ。

歌うことを通して、自分の声をものにしていきたい、という想いがあります。

そして、もっともっと、女優として表現力を高めていきたいと、新たに思うのです。

さて、「大恋愛」もあと2回。

ぜひ、ご覧くださいね。

歌も芝居も、がんばります!!!


草刈民代 FIRST LIVE    COTTON CLUB
2019年 4月6日(土)& 4月7日(日)
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm
ライブ情報は、ホームページをご覧くださいね!