第18話 油そばに今さらハマる。そしてつくる。 | タミーラの 「オヤジゴハン」

第18話 油そばに今さらハマる。そしてつくる。

先日向かいの机、我らがスーパーMC。MASSA

 

どういう経緯だが油そばの話題になった。

 

その議論を要約すると

 

1。シンガポールで流行っている。行列ができる。

 

2。つけ麺はアジアでは不評。なぜならすするのが前提だから。あと温度。

  その点油そばはアジアの麺文化に酷似している。

 

3。原価が安い(なぜならスープを作らなくていいから)

 

4。思いの外ヘルシー。通常のラーメンのカロリー2/3。塩分は半分だそうだ。

 

5。なにより美味い。

 

 

ここ最近、「来るべき戦い」

1月26日に行われる加藤シェフとの麺勝負?

久々の麺処たみ屋一夜限りの限定復活。

のレシピとパース製作で頭がいっぱいのタミーラ。

 

MASSAと議論し、結論は

 

油そば。ビジネス的にいけんじゃね?

 

となってテンション上がる。

 

駄菓子菓子。

 

いっとき田端時代にマイブームが来て、

 

池袋の東京油組総本店 池袋組や

 

川越のぶぶかには通ってたけど

 

ここ数年食してない

 

MASSA曰く天王洲から歩くこと10分

 

北品川に油そばの名店があるとの事。

 

明日行こうぜと約束する。

 

 

 

そして本日12日。

 

MASSAは急なアポで行けないとLINE。

 

・・・しょうがない。「予備」を投入するか。

 

財務の「石塚」こと 「ボブ」。または「杖」

 

を召喚する(以下「杖」と略す)

 

を言葉巧みに誘い出し北品川の名店に向かう。

 

 

「油そば専門店 ぶらぶら」

 

https://ramendb.supleks.jp/s/95329.html

 

 

ベーシックな油そば特盛りを注文。

 

690円也

 

 

出されたのがこちら。

 

 

 

食す。

 

あー美味いね。

 

混ぜることにより

秘伝のかえしと特製調合油が乳化。豚骨ラーメンと同じ原理で

バランスいい味と質感になる。

 

スープがない分旨味成分が無いか心配だったが

 

カテゴリーとしては焼きそばや生醤油うどん。ペペロンチーノに近い原理で

 

ラーメンの記号を継承している。

 

低加水気味の太麺も相性良く。

 

一味。にんにくの追加調味料も油漬けしてあり、いい仕事している。

 

途中で加える玉ねぎみじん切りもいいアクセントとなり

 

最後まで飽きずに食せられる。

 

とどめのスープ割のスープはカツオだと思いきや鶏ガラスープ。

生姜が効いており、最後はスタンダードなラーメンスープを味わえる。。

 

「杖」も大満足。

 

やばい。これ面白いなぁ。

(タミーラはお店を作るお仕事をしてます。念のため。)

 

会社終わりの帰り道。ネットにてレシピを漁る。

 

 

・・・大体レシピはわかった。

 

明日でも作ろうかな。ただいまー。

 

 

帰宅。

 

 

あれ自転車ないなぁ。

 

 

あれ?サチコさん飲み会だって?

 

あれ?俺の飯は?

 

 

はぁ無いのかぁ。

 

 

 

ッて事は作れってことでしょ?

 

油そば。

 

とりあえず冷蔵庫眺めようか。

 

 

 

オヤジゴハンVol.14

麺処たみ屋の油そば。プロトタイプ。

 

 

冷蔵庫を漁り、使えそうな食材を探す。

 

麺は来るべき戦いの検証用に買ってあった地元産つけ麺用極太麺。

 

カエシも年末から仕込んである特製カエシがある。

 

ラードはめんどくさいから植物油主体で混合しよう。

 

メンマは既製品あるな。

チャーシューの代わりにベーコンの端っこを流用しよう。

ネギ切って香味油と、具材にしようか。

 

あ。揚げ玉あった。油そばのトッピングは「もんじゃ焼き」に合うの多いから

これいけるだろう!絶対。

 

 

以上材料は全て冷蔵庫にありました。

 

 

では作ります。油そば。

 

 

まずは油を調合。

 

文献では麺160グラムに対して30グラムの油が黄金比率。

 

サラダオイルをまず20グラム測ります。

 

そっからゴマ油を10グラム。

 

とどめにラー油と1.5グラム投入します。

 

 

この配分が個性になりそうです。

 

そしてタレは11グラム。

 

 

年末から作っているラーメン特製カエシ(レシピはまた別枠で)

 

を投入。小鍋に入れ加熱する。

 

 

麺は規定7から8分ゆでろなのだが

6分に設定。

 

 

茹でてる間にネギをざく切り(これが本日のポイント)

 

ベーコン切ってメンマもスタンバイ。

 

 

混合油はネギみじん切り、にんにくパウダーを入れて弱火で沸点以上。120度くらいで香味油作ります。

 

 

温めた器に熱々の油。カエシを入れて湯切りした麺投入。

 

 

ネギ、ベーコン、メンマ、刻み海苔をトッピングして完成。

 

 

 

実食。

 

 

あらら。美味いなぁこれ。

 

塩加減は結果控えめだったので

カエシ自体の塩分含有率が低いと判断。それが好結果を生み出してる。

 

カエシに隠し味として加えた旨味が功をそうしてる。

 

パダワン、リエが 地元北海道土産で買ってきてくれた

この「しじみエキス」

 

確実に旨味を増加させている。コレ凄いな。貝の旨味はやはり効果的だ。

 

暫定的にセレクトした厚切りベーコンと揚げ玉、そしてざく切りネギが

 

それぞれ個性を主張して収まっている。

 

嗚呼。君たち採用だ。

 

次の麺処でレギュラーになるといい。

 

 

カエシのチューニングも今んところ好調。

 

 

 

そんな麺処たみ屋が味わえる貴重な機会。

 

1月26日に加藤シェフと「食撃」を行います。

 

まだ席は空いているはずなので

 

ご興味のあるオンデーズ同胞の方は

是非CS,加藤シェフにご連絡ください。

 

1月26日19時。東京三田に貸し切ったバルで開催予定です。

会費多分2000円くらいです。(ドリンクは自前でね^^)

お待ちしております。

 

 

あんま華麗じゃ無いステマでした。^^