桜が散ってシャクヤクとシャクナゲが見頃に。ツツジの季節である。

 
暑くも寒くもなく、一年を通じて、新緑の時期が一番、快適だ。
 
シャクヤクは芍薬と書いて、根っこが漢方薬のもとになる。

こちら、シャクヤク。


花は同種のボタンとまず見分けがつかない。

ちなみに、こちらがボタン。咲く時期はボタンが早い。桜が散る頃か。


シャクヤクは根っこが薬草になるぐらいだから草の仲間。根元の茎は見るからに草っぽく細い。


ボタンは永年性の木。根元はやはり木の幹だ。


葉っぱにも明確な違いがある。

シャクヤクは光沢があり、細長い楕円のような形。

ボタンはカエデみたいにギザギザの形で光沢がない。

下はシャクヤの葉っぱ。


ボタンはこちら。ギザギザでツヤなし。


シャクヤクとシャクナゲは、名前が似ているが、全くの別物。

違いはボタンより分かりやすい。
 
シャクナゲはツツジの仲間。木のサイズも大きく、たくさん咲く。


幹も立派。はっきり木だとわかる。


花の感じもツツジに似ている。

大ぶりの花は、ツバキもバラもボタンもシャクヤクもシャクナゲも、似たようなもので、見分けがつかない。

根元と葉っぱの形で覚えるしかない。