北海道の「しつけ置き去り」事件と同じような事をオイラの叔父もやってた件について | 田宮良太郎のブログ

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「しつけ」で山林に置き去り、小学生が行方不明 北海道


 北海道七飯(ななえ)町東大沼の山林で28日夕から、北海道北斗市の小学2年生、田野岡大和君(7)が行方不明になっている。函館中央署によると、両親が「しつけのため」として山中で車から降ろし、数分後に戻った時には姿が見えなくなっていたという。同署や消防などが29日も約180人態勢で捜索したが、日没までに見つからなかった。

 現場は起伏のある斜面と沢が入り組んだ山林。同署によると、大和君は28日、家族4人で近くの公園を訪れた。小石を人や車に投げつけるなどしたため、両親が「悪いことをするとこうなる」という意味で、同日午後5時ごろ、現場の山道で大和君を車から降ろした。500メートルほど離れ、5~10分してから戻ったところ、大和君はいなくなっていたという。

 両親は当初、「山菜採りの最中に不明になった」と説明していたという。

 大和君は黒の上着を着用し、赤の運動靴を履いていて、食べ物や携帯電話は持っていないという。

(5月29日 朝日新聞)



今から約30年ぐらい前、まだ従弟が幼稚園で幼かった頃、彼の父親である叔父に同じような事をされたのを思い出した。


当時、会津坂下町に住んでる従兄弟の家族と一緒に叔父が運転する自動車で会津若松に出かけて買い物などして遊んだ帰りの出来事だった。

渋滞しやすい国道49号を避けるために裏道である農道を通ってる途中で従弟が車内で騒ぎ始めました。
記憶が曖昧であるので良く思い出せないが恐らく会津若松のデパートで欲しかったオモチャを買って貰えなかった事に不満をもって駄々をこね始めたのだと思う。
そして会津若松からだんだん遠くなるに従ってだんだん鳴き声が騒がしくなってきたのだった。

最初は彼の父親である叔父も「うるさいぞ、静かにしろ」と叱りつけていたが、かえって従弟の不満が増大したか鳴き声が更にビービーと激しくなってきた。
そしてとうとうそれに耐えかねた叔父がブチ切れて、車を停めた叔父はついに従弟を車から引きずり出して車外に追い出したのだ。
そしてドアを閉めた後、車を発進させようとしたのだ。

だが、その気配に気づいた叔母が咄嗟に自分も車から降りて従弟のそばに付き添ったのだ。
だが、どうしても腹が立って治らない叔父は躊躇うことなく、車内に残ったオイラと従兄弟(先の従弟の兄)を乗せたままそのまま車を発進させてその場を立ち去ったのだ。
叔母と従弟の二人は田んぼのど真ん中に放置され置き去りにされた状態だった。

そして叔父は自宅の方向とは反対側にハンドルを傾け、しばらく河東町をグルッとまわるように車を走らせて、だいたい15分くらいで叔母と従弟を置き去りにした場所に戻っていったのだった。
叔母と従弟は元いた田んぼのど真ん中にじっと二人立ち尽くしてとどまっていた。
そして叔父は二人を再び車に乗せて自宅のある会津坂下町に向かっていったのだった。

だが、今度は叔母の方が腹に据えかねてしまったのだった。
そして烈火の如く激怒した叔母は叔父をきつく叱りつけた。
「あんた、息子をあんな田んぼのど真ん中に置き去りにするなんて何を考えてんだ!」
「もし、子供が田んぼの側の用水路の溝に落ちたらどうするんだ!」
「私が一緒にいたから良かったものの、もし一人だったらどうなってたと思ってるんだ!」
などなど、それは相当な剣幕だった。

叔父も最初こそは「こいつの頭を冷やしてやるために仕方なく『躾(しつけ)』てやったんだ」
「あんなに騒がれては落ちついて運転出来ない」などと言い訳してたが、嫁のあまりの剣幕と、自分に少しは非があったと反省もしたのかそのまま押し黙ってしまったのだった。
ともあれ、後は何とか会津坂下町の従兄弟の実家へ帰宅したのだった。


恐らく、北海道の場合も似たようなものなのであろう。

だが、子供というものはほんのちょっと数秒見放した隙にとんでもない行動にでるものなのだ。
そして気がついたら遠くに移動していて事故に巻き込まれる事は珍しくない。

北海道の件は「故意に」親の目の届かないところに置き去りにしたのだからどうしようもない。
たとえ「躾(しつけ)」のためのお仕置きだとしても、親は我が子から目を離してはいけないのだ。





さて、どうやら北海道の行方不明になってた子供は無事に発見されたようだ。
今回の件について「しつけ」か「虐待」か議論が分かれるようだが、何はともあれ子供が無事だった事は良かった。