枕元に置いてある携帯がなった。
夜中の12時半過ぎ・・・そりゃーびびった。
病院からかっ!?と思ったら『ママ』と携帯画面に。
こんな夜中にどーっしたんだよと思いながら出ると・・・
「なんか、死ぬような気がするっ!朝までもたんかもっ!!来てよすぐに!!」
私はすっかり熟睡態勢に入っていたのだけど。
自分で死ぬ連絡なんて入れる余裕があれば死なないわい。
本当にやばければ医者なり看護士さんが電話かけてくるよねと思いつつも。
いやいや、東京タワーも読んだしさ悔いが残ったらいかんと思って病院へ行った。
思いの他、大丈夫だったので旦那を帰し私は初の病院泊まりへ。
その日から母の最終章が始まった・・・。