ロンドンに行く前は坊主同然だった髪もだいぶ伸びて、今ではケンコバみたいな髪型になっています。


帰国してすでに1週間たちますが、未だに腹の調子が悪く、体のあちこちにできた謎のポツポツが痒いのが気になる。


今回1ヵ月と1週間ほどの旅の途中で、たくさんの心温かい人々に出会い、色々と助けてもらいました。


そのことを忘れないために、旅行中ずっと日記をつけていたんですが、最初はその日あったことをその日の夜に書いていたのが、いつの間にか2日前の日記を書くようになり、3日前の日記を書くようになり、1週間前の日記を書くようになり、しまいには書くのをやめてしまいました。結果、旅の日記はこれからが一番の盛り上がりを見せるというところ(トルコに入国したあたり)で終わってしまいました。



今回の旅で、通っただけの国も合わせると7カ国(イギリス、チェコ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、トルコ)に行きました。


当初の予定ではハンガリーのブダペストからイスタンブールまでは飛行機で飛ぶつもりでいたのですが、航空券をオンライン購入しようとした時に何度やっても決済のところでエラーが出てしまうので、あきらめて空港に行って直接買うことにしました。


そのことをウィーンからブダペストへ向かう列車の中で出会った日本人の人に話したら、空港で買うと正規料金で買わなければならないので10万円ぐらいすると言われ、さすがに10万円は払えないので空路をあきらめて陸路でイスタンブールまで行くことにしました。


トーマスクックの時刻表で調べると、ブダペストからイスタンブールへの直行列車があったのでそれで行こうと思ったら、その日がたまたま週に2回の直行便が出ていない日だったので、ルーマニアのブカレストで乗換えてイスタンブールに行くことになり、とりあえずブダペストからブカレストまでの切符を買いました。


何らかのトラブルが発生したとかで、定刻を1時間半も過ぎたころにようやく列車はブダペストを出発しました。

ヨーロッパの列車はダイヤ通りには動かないと聞いていたけど、まさかこんなにも遅れるとは思っていませんでした。


ブカレストへの道中の列車の中では、隣のコンパートメントにいたハンガリー人2人に大層分厚い宗教の本を売りつけられそうになりました。


一人はほんの少しだけ英語を話せる若い男の人で、もう一人は全く英語を話せないおっさんだったのですが、そいつがおれがハンガリー語が分からないのを分かっていながらひたすらハンガリー語で話しかけてきてキツかった。


若い方の人の通訳によれば、彼らはその本を勉強したおかげで一切悩み事がないというのです。お前は何か悩み事があるかと聞かれたので、就職できるかどうかが心配ですと答えると、就職に関する問題の解決法もこの本の中に書かれていると言ってきて、萎えました。


つづきはまた。。。