楝(おうち)の花(樗の花とも)

 

卯の花

 

 

 

 

 

いよいよ、夏の花登場の季節。

 

 

 

今日は、月二回目の俳句教室でした。

 

里山基山の名を取って、「きざん句会」と名付けた

この句会も、8年目に入りました。

 

まだ、歴史的仮名遣いが不安定ではありますが、

季題を理解し、表現も確か、ほとんどの方が

良い俳句を作られるようになりました。

 

新しく教えさせて頂くことは何もなく、

あとは、俳句を生涯の友として、楽しく続けて

いって下されば、何もいうことはありません。

 

今日の句会で「桐の花」を詠われた方がいました。

私は今年も桐の花を見逃したので、

「どこでご覧になったの?」と聞きました。

 

すると、「すごそこの公園で」と。

私の知る限り、近辺に桐の木はありません。

 

すぐそこの公園には「楝の花」が咲いているので、

彼女はそれを勘違いしたようです。

 

どちらも古典的な薄紫系の花ではありますが、

全然違いますね。(笑)

 

今日、勘違いということが解り良かったです。♬

 

このところ、良いお天気が続いているので、

庭庭の繚乱の花を眺めながら、気持よく歩いています。

 

薔薇あり、卯の花ありと種類も豊富で見飽きることが

ありません。

 

これで俳句が湧き出るように浮かんでくれたら嬉しいんですけど。。。

 

ま、ぼちぼちまいりましょうぞ(笑)

 

 

里山は歴史の宝庫花樗

 

掬いとる樗の落花香仄と

 

香を零す卯の花垣に歩を止むる