コミュニティーロードの薔薇

 

長崎街道の旧家の青蔦

 

葉桜の坂道

 

祭日、休日が昔と変わり、何だかよく分からなくなりましたが、

今日は「昭和の日」です。

長い期間「天皇誕生日」と呼ばれていましたね。

 

平成、令和と代が変りましたが、

何といっても一番想い出深くしっくりくるのが「昭和」です。

 

敗戦の痛手から立ち直り、世の中が超スピードで変わって行くのを

この目で見て来ました。

 

すごいな、便利になったな、という驚きはいつも感じていますが、

不思議なことに、あまり違和感を持たずに、そのようなことに

すぐに馴染んでしまうのは何故でしょう!?

やはり、人には順応性がある、ということなのでしょうね。

 

でも、この齢になると、その順応性も薄くなり、セルフレジというものにまだ馴染めません。

馴染むどころか敬遠してしまいます。

 

こんなことでは、買い物にも出られない時代が来るかも知れない、

と思うとちょっと怖いです。

 

雨のあっがった午後の道を歩きました。

最寄りの駅の近くを歩いていると、

ぽーっと汽笛一声、黒い列車が台地の下にある

駅ホームを通りすぎて行きました。

え、何だったの?と確かめる術もなく、列車を見送って

しまいましたが、あれは確かに蒸気機関車!!!

 

「昭和の日」のために特別走らせた汽車だったのでしょうか?

 

昭和 懐かしい。。。。

  

生まれて育ち、楽しい青春時代を過ごし、

巡り合い、結婚し、新しい家庭を作り。。。。

小説が書けそうなくらいにいろいろなことがありました。

 

縁が縁を結び、今に至っています。

 

これからのご縁は格別なものとなるでしょう。

どのご縁も疎かにせず、誠実に生きて行きたいと思います。

 

スピードに乗れぬ余生や花は葉に

 

ほどほどに生きながらへて昭和の日

 

ときめきの炎は消えず薔薇真つ赤