昨年の入選以来、実に7か月も経過、もう私にはご縁がないものと
諦め、一月二十四日を最後に、投稿をしていませんでした。
その最後と決めて投稿した句を長谷川櫂先生に選んでいただきました。
浜名湖を越えれば故郷初列車
浜松の長姉の御見舞いに帰郷した時の一句です。
入選すると、真っ先に伊万里の先生から祝福メールが届きます。
ありがたいことです!
又頑張ってみよか、という気持ちにいつもさせられます。
句友からもメールを複数いただき、嬉しく感謝の一日でした。
一番喜ぶべきは、変った病名を付けられて、一時はどうなることかと
みんなで心配していた姉がひと月で何とか退院できたことです。
今は帰国中の姉の娘の介助を受けながら、
リハビリに励んでいます。
すっかり元気になって、もう一度みんなで集まって楽しく
おしゃべりをしたいです。
姉はこの次は皆に特上の鰻を食べさせたいと気持ちだけは
張り切っていますが、それは二の次、
元気になってくれたら、それで十分です。
今日はうすら寒い一日でしたが、
吹く風の感触が何となく柔らかく、何かの匂いを運んでくれ、
まさしく早春という今の季節に相応しいもののように感じられました。
生涯の一句を求め春風裡
庭の辺に香を零しつつ梅花散る
明るさを明日につなげ春の雨