2022年5月に「アグレガタム ジェンケンシー」という珍しい洋蘭を入手しました。

原種系の小型のデンドロビュームで、インド北東部、ミャンマー、タイ、ベトナム、

中国の雲南地方に分布する着生蘭です。

当初は素焼鉢、その後軽石鉢に植えていましたが、本年5月からミヤマムギランや

セッコク、一部の洋蘭などで使っているスリット鉢に切り替えました。

今夏は異常な暑さが続いたために、新芽の立ち枯れが頻繁に起きています。

現在一部の鉢で秋芽が出て成長しそうですが、出ずに枯れそうな鉢もあり、

推移を見守っています。

 

最近のアグレガタム ジェンケンシー6鉢 

         Den. aggregatum var. jenkensii    10月1日に撮影

 

新芽が出てバルブが太り、葉を展開している株

 

新芽が出てこれから葉を展開する2鉢

 

 

残りの3鉢は新芽が出ずに株が枯れ死に瀕しています

葉の付いていない細いバルブがたくさんああって目立ちます。

これは新芽が出て葉が展開する時点で萎れ、枯れたためです。

一部は虫による食害もありましたが、その後の観察で水切れが主原因と

分かりました。スリット鉢は意外に乾きが速くて今は気を付けています。

新芽の来ていない貧相な3鉢が、今後どうなるか見守っています。

 

今春見たアグレガタムの花     5月18日に撮影

バルブが大きくならないと花が着きませんので、これから来春までの

栽培が大事です。

 

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