プラ鉢によるクンシランの栽培で、私はコンポストにミズコケを使っています。
当初に入手した幼苗の栽培やその後挑戦した種を播いての実生栽培では、
ミズコケで植え込み、あるいは培地を作って進めています。
土粒植えに比べてミズコケ植えの幼苗の成長速度が格段に高そうなことは、
当ブログにこれまで載せて来た諸々の記事で把握できています。
土粒植えと並べて比較する栽培をしていないので、数値による客観的なデータは
ありませんが、他所の苗を見て感覚的には3~5割位成長が速いように思います。
2022年1月下旬に入手したストレートパーマの幼苗30本のミズコケ植えによる
栽培は極めて順調で、当初植え込んだ80㎜あるいは90㎜の角形深底鉢から
昨年夏までに4号スリット鉢ロングタイプに替えました。
それらの株の鉢底に根が回っていっぱいになりましたので、本年3月6日に
十数鉢の底部や側面の空洞にミズコケを補充する作業を行いました。
その時に未実施のパーマネントの4鉢は、現在上面のミズコケに青苔が繁るほどに
なっていて、早急に鉢内の点検とミズコケの補充が必要になっていました。
青苔に覆われた4鉢のうちの2鉢 5月27日に撮影
左の鉢から株を抜きました これまでに側面や底部に補充しています
底面に根が伸長してとぐろを巻くほどになっていました
ミズコケ植えでは、短期間に根が伸長して底部に到達しているのを、鉢抜きして
確認するたびに見ています。コンポストとしてすごく優れていると思います。
青苔の繁茂部を上部ミズコケと一緒に外しました ミズコケ自体は未だOKです
使用スリット鉢の底部にペルー産ミズコケを敷きます (厚さは15~20㎜位)
株をそのままスリット鉢に押し込みました
上部にペルー産ミズコケを補充してこの鉢の作業は終了です
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