先日紹介しました肥後椿は大半の花が終わろうとしています。

その中で小さな木ではありますが、黒椿の「ナイトライダー」が咲き始めました。

「ナイトライダー」の学名は、Camellia japonica 'Night Rider'といいます。

 

この珍しい椿は江戸時代から日本に伝わる古典品種のクロツバキと外国の

サルウィンツバキ系のRuby Bellsを交配して、ニュージーランドで作り出された

交配種だということです。

黒椿とは花弁に赤の色素が多く、花の色が黒味掛かって咲く品種をいうようです。

 

昔故郷の館山で開催されていた風蘭・山野草の交換会で、苗木を入手して

庭に植えました。木の特性なのかなかなか大きくなりません。

花は元々小輪で愛らしく咲きます。日陰で撮ると確かに黒っぽく見えます。

 

ナイトライダーの木と花   3月27日に撮影

 

花をアップ

 

このナイトライダーの木に真冬の12月末から1月に紅色の花が咲きました。

以前はなく、2022年と2023年の真冬に気付いて記事にしました。

最近の記事は「真冬に咲くナイトライダー」 2023年12月28日に掲載

花の姿は下記の通りで、ナイトライダーとは明らかに違います。

冬に咲く花は木の下の方の枝に着いているのに対して、

今の時期に咲く花は上の方の枝に着くことが分かりました。

この木は接ぎ木をしていて、冬に咲く花は台木の椿か山茶花で、

今咲くものが接ぎ木をした本来のナイトライダーだと思います。

 

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