私の二階レベルの温室は日当たりが抜群によく、陽射しが強すぎて栽培品の

葉焼けが起きやすく、適度な遮光が必要です。

温室を作ってからは、ずっと屋根や壁面外部に遮光ネットを張っていましたが、

台風や春の嵐にしばしばひどく破られて、張り替えに追われていました。

 

今は屋根裏の梁に小幅板を挿し、東西の内壁のガラス面に遮光ネットを張って、

外面での遮光と同等の効果が得られ、風の被害を心配することはなくなりました。

南側には風蘭の吊り場やセッコクの置場にしている張り出しがあり、ここだけは

1m幅の50%遮光のネットを張っています。

このネットの傷みがひどくなっているので、春になる前に更新を計画していました。

好天の22日に取外しから張り付けまでの一連の作業を行いました。

前段のネットの取外しを昨日載せましたので、本日は張り付けを紹介します。

 

幅1mの50%遮光ネット 元々は50m巻きの品   1月22日に撮影

ベランダの手すりを使って外したネットと同じ長さに切ります

ネットの裁断では紙や布を切る鋏がよく切れ、園芸鋏は切り難いです

遮光ネットの止めに使う目玉クリップ   中の大きさを主に使います

目玉クリップとネット張り用の部品「パッカー」

パッカーをネットの端に挟んで紐や針金で支柱や梁に括るのが本来のやり方です。

穴明きアングルで枠を組んだので、私は最初から長い間1㎜径の銅線を使って

ネットを固定していました。

この取り付け作業は結構面倒で、銅線が古くなると硬くなって取外しに苦労しました。

強く固定するために台風などの強風では、ネット側の弱い個所が先に破れてしまい、

応急処置も難しくて、ネットを新しくすることがよくありました。

ある時目玉クリップを使って応急処置にネットを張ったところ、予想以上に張りの

強度がある上に、強風ではクリップが外れてネットは傷まないことが分かりました。

その後この場所の遮光ネットはクリップ止めにしています。

 

西側の端から遮光ネットをクリップで止めます

温室側の水平アングルまでネットを引っ張り、クリップで挟んで止めて行きます

真ん中の位置まで張り終わって見た西側の状況

張り付け終了後に見た東側の状況

ネットの下側は風で大きく揺すられるのでパッカーに樹脂の紐をつけて下部の

アングルに余裕をもって止めています。

 

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