私は多種類の園芸植物を楽しんでいますが、コンポストに土粒を使うものは

カンアオイと多肉植物に限られています。

風蘭を初めとしてセッコク、ミヤマムギラン、洋蘭の斑入り種などの気生蘭全てと

一般に土粒が使われるクンシランにもミズコケを使っています。

 

ミズコケはニュージーランド産とペルー産を使っていて、いずれも乾燥したものを

圧縮固化したものを取扱業者から購入しています。

使用する際にはブロックから必要分を取り崩し、水を含ませてコンポストにします。

乾燥ミズコケをバケツに入れて水を注ぎ、数時間放置後にプラ籠で水を切った

湿ったミズコケを各植物の植え込みに使っています。

 

この作業を四十年以上やって来ていますが、結構面倒でもっと簡単に上手く

出来ないかと考えていました。昨年購入した散水具のモードに「キリ」があり、

見た目にはキリのような細かい水滴を放散します。

試しにこの「キリ」によるミズコケの湿潤化をやってみたら、バッチリ出来ました。
 

保管場所のミズコケを取り崩してポリ袋で温室に持参  1月12日に撮影

バケツ内に投入したニュージーランド産の乾燥ミズコケ

水道に繋いだ散水機を「キリ」にセットして水を霧状にしてミズコケへ噴射します

上面にキリ水を充分当てたらミズコケのブロックを裏返します

左手にミズコケ塊を持ち乾いている個所へキリ水を当てて行きます

水を充分吸ったミズコケをプラ籠へ移します

底にミズコケを抜けた水が溜まりますが、多くはありません。

籠の湿ったミズコケは、この後風蘭の外巻き用の長いものを分別し、短いものは

各種の蘭の植え込みに直接使います。

 

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