私の3坪(10㎡)のガラス温室では、上部空間と棚上、棚下の三段のスペースを
出来るだけ使っていろいろな植物を栽培しています。
元々風蘭は鉢を棚上の掛け枠に載せて栽培し、上部空間は使っていませんでした。
現在風蘭は全て二段の吊り枠に鉢掛けして栽培しています。今は風蘭の他に
カトレア、オンシなど洋蘭の斑入り、竹葉セッコクなどにも吊り枠を使っています。
吊る場所は温室の構造上から限られ、風蘭を吊り始めた時期にセットしてから
ずっと手を加えることもなく、現在に到っています。
中国産ミヤマムギランや洋蘭の斑入りなどが最近増えて、吊り場を新たに
作れないか、いろいろと思案していました。その結果アングルを1本立てて
温室の天井に極力荷重を掛けない形で、吊り場を増設しました。
西側から見た温室内の吊り枠の様子 2023年10月7日に撮影
天井の梁を利用してプラ被覆の支柱を吊り、自製の吊り具で吊り枠を掛けています。
現在の二列の中間に空きがあり、この空間を使えないかと考えました。
作業は年末に行い、以下の画像は1月9日と10日に撮影しました。
穴あきアングルを接いで2mほどの支柱を立てて支持棒を中央の梁へ渡しました
左手の支持部は温室の中央にあるしっかりした梁で、耐荷重は充分です。
上に見える支持棒は害獣侵入防止柵用の丈夫なものを使いました
支柱は棚の側面に増設した穴あきアングルにボルトで固定しました。
吊り場の増設後に西側から見た吊り枠の様子
同じ位置で上から見下ろした吊り枠の様子
手前から俯瞰した吊り枠
新設の吊り場には中国産ミヤマムギラン2枠と竹葉セッコクの計3枠を吊っています。
この位置は出し入れが多少不自由なために、軽いものが向いています。
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