11月3日(金・祝日)に、木更津市のかずさアカデミアホールで開催された

日本君子蘭協会の秋の展示即売会で、クンシランを新たに一品だけ購入しました。

緑の葉に黄白色の斑が入る「虎斑」や「曙斑」と呼ばれる葉性のものです。

即売品の中に、下葉の千切れた黄色の斑入りの株があり、安価に購入しました。

「仏光」の名の土粒植えの株を、入手当日にミズコケで植え替えました。

根の短かい株はその後活着して、新葉を出し始めていますので、2ヶ月近く経った

現在の姿を紹介いたします。

 

入手した「仏光(ぶっこう)」   11月3日に撮影

土粒植えを鉢抜きして、水洗した後の株の姿です。株の割に根が短かったです。

ニュージーランド産のミズコケでスリット鉢4号ロングタイプに植え直しました。

「仏光」は中国で交配作出されたクンシランだと聞きました。

日本に逆輸入されてから年月が経ち、国内には現在多く流通しているとのことです。

縞が入る株は「仏光錦(ぶっこうにしき)」の名で選別されていて、流通数が少ない

ために高価だと聞きました。

 

仏光の近況   株全体と新葉の様子   12月29日に撮影

 

現在日本は真冬ですが、クンシランの原産地の南アフリカは真夏で成長期です。

私の温室は真冬の朝に暖房で2~3℃(カトレアなど洋蘭は5℃)を保持しています。

昼間は太陽光の入射により20℃以上に上がるので、クンシランは今の時期に

一回り大きな葉を繰り出して、冬の間に大きな株になります。

この「仏光」も来春には驚くような姿になることでしょう。

 

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