ミヤマムギランの栽培を始めてから十数年が経ちました。

四十数年栽培している風蘭と比べると短いですが、いろいろと試行錯誤しながら

この特殊な蘭の植生をようやく把握して、自分なりの作り方が固まって来ました。

 

最初に使った素焼鉢から軽石鉢に替えて、一時は成績がよい時期もありました。

鉢数が多くなってからは、軽石の粗密の栽培への影響、異質の鉢の流通の難しさ、

軽石鉢の今後の入手難などが問題になり、続けるのは難しいと判断しました。

試作してよかったスリット鉢への切り替えを本年5~6月に集中的に行いました。

 

その後の異常な猛暑で古葉がかなり落ちましたが、枯れた株はほとんどなく、

冬に入った現在新芽が目立っていて、来春にかけて回復すると予想しています。

これまで四季に合わせてシリーズにして記事を載せていましたが、まとめるのに

苦労が多く、今後はその時点で見栄えのする株をアラカルトとして随時に

載せることにいたします。

今回は先日「大影」と一緒に撮った「青珊瑚(あおさんご)」を紹介します。

 

プラ籠にまとめている青珊瑚      11月29日に撮影

左の二列のうちの5鉢が青珊瑚です。

 

個々の鉢をアップ

 

中透けの地味な品種ですが、繁殖はよくて株立ちになります。

猛暑で古葉を落としましたが、新芽を多く出して来ています。

 

 

 

ミヤマムギラン銘鑑

青珊瑚は左側の下から二段目の左端に掲載されています。

 

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