ミヤマムギランの今秋の芽出しを紹介し始めてから4回目になります。

本日は霜月の30日なので、このシリーズは終えてあらためて別の企画を考えます。

今年は夏場に異常な猛暑が続いた上に、5~6月にミヤマムギランの生育に重要な

鉢を従来の軽石鉢からスリット鉢へ替えるという冒険をしたためか、芽出しや成長が

いつもの年と違っているように感じます。

本日は栽培鉢数が一番多い「大影(おおかげ)」の最近の姿を紹介いたします。

 

大影を含む東側のミヤマムギラン置場    11月13日に撮影

浅いプラ籠に3号スリット鉢植えを入れて管理しています。

鉢替えの際に大株を分けたために鉢数がすごく増えました。

 

奥の籠の12鉢の内の右6鉢が大影です   11月29日に撮影 以下同じ

 

手前の大きい籠に20鉢をまとめています

 

大影中斑

夏に出た芽が葉は小さくも成木になり、新しい芽を出しています。

 

大影覆輪

 

以下は大影の地味柄

 

 

本来の大影は縞柄で、中斑や覆輪に変化します。

他のミヤマムギランより葉が一段と大きいので、斑が入ると一段と目立ちます。

中斑の葉芸は評価が高く、銘鑑で最上位の一つです。

今春に静岡県の業者が来宅した際に中斑の株を渡して、現在1鉢だけです。

地味柄で青に見えている株の中に中斑や縞の上芸を出すものが含まれていて、

来春にかけてそれらの発芽を期待しています。

 

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