真冬に休眠あるいは活動の停滞している植物が多い中で、ミヤマムギランの
新芽や新葉が生き生きとしています。
保有する40品種、二百余鉢の中から種々の葉芸のものをこれまで連載し、本日は
葉変りの「阿修羅(あしゅら)」を紹介いたします。
阿修羅 兄弟6鉢 1月30日に撮影
無地の葉で一見して丈夫そうに見えますが、意外に気難しくて当初の素焼鉢では
あまり増えませんでした。
軽石鉢に替えてから機嫌よく、2021年に3鉢になり、2022年1月にまた株分けを
行って6鉢に増えています。
各鉢をアップ
株の勢いが弱いと細めの普通の葉になりますが、元気になると出して来る葉は
幅広で厚く、葉面に独特のうねりがあり、また艶のある新葉がきれいです。
ミヤマムギランは葉の形が変化するものは他にないので貴重視されています。
独特な葉の暴れ方をすることから、仏教の暴れ神の名を誰かが付けたのでしょう。
ミヤマムギラン銘鑑 阿修羅は最上段右の別格稀貴品にランク付け
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