昨年からニュージーランド産のミズコケの入手難が続いています。

私は風蘭、セッコク、ミヤマムギラン、洋蘭の斑入り種にミズコケを大量に使い、

加えて最近はクンシランの栽培にも使っているので大変です。

ミズコケを購入している商社から今後の入手見込みを聴取しながら、当面は

ニュージーランド産を風蘭とセッコクの上巻き(根を包む)に使い、他はすべて

南米のペルー産を使うことで進めています。

この使い方で年内は何とかまかなえる目途が立ちました。

 

このところ寒波が来ていたので、植え替えを中止してニュージーランド産の

ミズコケを長短に選り分ける作業を行いました。

 

温室内の通路でミズコケを長短に選り分けています

 

椅子の前に選り分け前の湿らせたミズコケを置き、長いものを右手のトレイへ、

短いものを前方のプラ籠へ選り分けます。

含まれている他の植物の茎や根などの芥は足元におとします。

 

選り分けた上巻き用のミズコケ

昨年入手したニュージーランド産の3a(品質の等級、1aから5aに分かれ5aが最上)は、

長いものが多く取れず苦労していますが、上述した使い分けは出来そうです。

ペルー産は茎が細くて強度がなく、長いものが含まれていても外巻きには使えず、

風蘭、セッコクには芯の部分に、他は土粒のように使っています。

 

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