私のセッコク栽培歴は6年目に入っています。250鉢ほどを保有し、2.5号鉢に植えた株を

A4サイズのプラ籠に10-11個入れて管理しています。

 

春から秋の作時期には外の棚に籠を一列に並べているのに対して、晩秋から翌年の

早春までは籠を温室内に取り込んで、東南部の棚にびっしりと敷き詰めています。

 

冬場の温室内のセッコク置場  2021年2月 風蘭の吊り枠の下を占めています

 

夏場の外棚のセッコク置場  21年9月  温室南側の張り出し部の上下に並べています

 

セッコク栽培の鉢数が多くなって来た時に、試行錯誤した上でプラ籠使用に決めました。

プラ籠使用の利点

◎A4サイズのプラ籠に2.5号鉢がびっしりと12鉢入ります。

実際に12鉢入れると真ん中の2鉢への通気が悪く、乾かないことから2鉢を抜いて10鉢に

するか、1鉢入れて11鉢にしています。

◎ビニル被覆線で吊り手を設けてプラ籠を容易に動かせるようにしました。

・外棚に置ける籠の数は20個で、5個は温室内の南東の角に残しています。

・台風、大風、豪雨などでは外棚から温室内へ取り込みますが、およそ5-10分で可能です。

温室内から外棚へ出すのも同程度の短時間で行っています。

・セッコクを10鉢単位で管理し、日照や通風に差が出ないように籠を移動して位置を

入れ替えるようにしています。数日から1週間単位を目安にしています。

・夏の外棚では並べた籠の外側が乾きやすい(日照と風当りに差)ので、気が付いたときは

籠の前と後ろを逆にしています。

 

現在のプラ籠  半透明のポリスチレン製  100円ショップの製品です

 

3年使用したプラ籠の破損

外棚の一番陽が当たる場所に置いていたもので、他のものはこれほどひどくないです。

ただビニル被覆線の結束個所で欠け落ちるものが多くあり、長期使用は難しそうです。

 

同型のプラ籠 同じ材質で薄い青に着色   100円ショップ品ではありません

この籠は2個あって十数年使用していますが、破損や劣化は見られません。

セッコクの籠栽培はこの籠から思いつきました。100円ショップ品ではなく、スーパーなどの

日用品売り場で購入したと思います。

劣化したものは屋外使用を前提にしていない製品のようで、成型加工時に使用する

光劣化防止などの安定剤の含量が少ないと思われます。

 

対応策として白色のポリプロピレン製籠を試用

前のプラ籠と同じ100円ショップD社のもので、3年前に4個だけ一緒に購入しました。

こちらは屋外での耐候性がよさそうでしたが、長辺が十数ミリ長く、鉢を入れると余裕が

あり過ぎてふらつくことから、前述のものを採用した経緯があります。

籠内の通風から今はこちらがよさそうに思い、先ず10個ほど入れ替えることにしました。

 

手持ちの籠による収納の比較   直近に植え替えたセッコク

 

一昨日に購入した籠にこれから吊り手を付けます

 

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