春に多くの芽が出て、夏には茎が高く伸びて繁茂していたセッコクが、現在盛んに葉を

落としています。セッコクの植生から仕方がないこととはいえ、落ちた葉の始末も面倒で、

私がセッコクの栽培を嫌っていた一因でした。

 

四十余年栽培している風蘭は、元々一本当たりに出る葉は年に2枚で、鉢による栽培で

自然な落葉を見ることは少ないです。

何故なら、春の植え替えで株の姿を整えるために、下の葉(古い葉)を外してしまうからです。

 

鉢植えの状態で風蘭の落葉が起きるのは、特別に性質が弱い品種か、栽培が下手なために根を傷めてしまった株に限られます。

 

それに比べるとセッコクの落葉は大変で、今は朝に温室内を見回った際に、茶色の濃くなった落ちる直前の葉を指先に挟んで捕集しています。

 

一片ずつは大したことでなくても、集めてみるとそれらの嵩は意外と大きいのです。

プラ籠内や床に散ってしまった落葉は見苦しく、後で集める手間も嫌っています。

 

冬季のセッコク置場  2.5号鉢をプラ籠に10鉢ずつ収納、全体で約250鉢を南東の隅に配置

 

 

 

枯れた葉は落ちる前に出来るだけ手で捕集している

 

 

枯れ葉はプラ袋に集めて溜まったら処分

 

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