暑さの続く中で最近まで癒しをくれた風蘭の花は、今日最後の花を切りました。

既に根先の伸びを止め、真夏の一時休止に入っている風蘭の株が多く、例年花物を主に株分けや植え替えを行っています。しかし暑さの中での作業は辛くて能率も悪く、今年はあまり進んでいません。

風蘭の棚下で栽培しているミヤマムギランについては、春にやらなかった株分けや植え替えを6-7月に集中的に行いました。作場を整えるのと植え込み方法の研究に時間を掛け、何とか目処が立ったところで集中的に作業を行いました。

7/20に「ミヤマムギランの置き場」の記事を載せましたが、その後株分けや植え替えが終了し、現在約70鉢を棚下に置いています。前回の記事と見かけはそう変わっていませんが、状況を紹介します。

風蘭の棚下 低くなってきた朝日に遮光ネットで対応
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棚下のミヤマムギラン置き場
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裏手から見た置き場の状況
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ミヤマムギランの植え替えの概要
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外径30mmの硬質ビニールパイプを板に止めた金具に差し込む形の道具を作りました。
水苔でボールを作り、ミヤマムギランの根をまたがらせ、水苔で丁寧に押さえて行きます。
糸のように細いミヤマムギランの根を水苔のボールにしっかり密着させることが重要です。

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鉢は3号の素焼き鉢に統一しています。

ミヤマムギランの栽培は難しく、目処が立ったとはいえ教えられるほどの技術は確立していません。

それらが出せるようになれば、当ブログに詳しく載せるつもりですが、来年以降になるでしょう。

私は昨年二十数鉢、約10万円相当のミヤマムギランを枯らしました。
初心の人が手がけて枯らし、栽培を止めたという話もよく聞きます。

やはり風蘭と比べると栽培は難しく、誰でも使えるような手法の確立が必要と思います。

次回から私の栽培しているミヤマムギランを紹介します。