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12月26日に珍しい形の馬頭観音像のある館山市薗の医王寺を訪れました。この観音像を見るのは二度目です。

馬頭観音像は全国の古い峠道などに膨大な数があるということですが、房総北部を主に馬乗り型のものが二百数十基ほど残されています。

医王寺の馬頭観音は、穏やかな表情の仏が馬の背に横乗りして、ちょうど花嫁が馬に揺られていくようなユニークな形をしています。

馬の姿がリアルに彫られて、膝を折りながら天に向けていなないているのに魅かれました。彫り上げた石工は腕も確かで、また芸術的にも優れた才能をを持っていると思いました。

医王寺と石仏群  左手前に馬頭観音像があります

側面から見た石仏群

馬頭観音像の正面と側面

この寺には「万石騒動」で斬首された三義民の一人「薗の五左衛門」の墓があります