主人の実家は典型的農家の形式。
敷地が広くて小屋などがいくつか建っている。
その一部分に私たちの家を建ててもらって住んでいる。
つまり、今まで登場してこなかったが、隣に主人の父、息子からみれば「おじいちゃん」が住んでいる。
おばあちゃんは昨年1月に亡くなった。
事実上おじいちゃんは一人ぐらし。
嫁の私はおじいちゃんの食事の世話などしなきゃいけないのに、さぼってます。
おじいちゃんは働き者だし、外出、買い物好き。
奥さんが先に逝くと、男性はこもりがちになるみたいだけど、おじいちゃんはほとんど家にいない。
だから、私は安心。
もちろん、おじいちゃんの心の中は、どれくらいの寂しさがあるのか実際にはわからない。
でも、畑でできた作物を、私のところに持ってきてくれる。
おばあちゃんが頼んで植えさせた桃の木も、今年もたくさん実をつけた。
そこにカブトムシもいっぱいやってくる。
ゴーヤーチャンプルー、いっぱい食べた。
きゅうりになす、夏野菜の代表。
きゅうりなんて、おじいちゃんから受け取った瞬間に洗ってかじっちゃう・・・・あまーい!
たまねぎ・ジャガイモ・にんじん・・・・カレーならいつでもつくれる。
秋には大きな栗も楽しみ。
おじいちゃんは窓越しに犬のかぶをからかう。
そのおかげで、かぶのほえ癖は悪化の一方。
でも、それもおじいちゃんの楽しみ。
おじいちゃん、不出来な嫁でごめんなさい。