正直なところ最近の彼の作品や活動には否定的だったし、このブログでもダメ出しをしたりしてた。
最新作★もまったく興味なく、ネットでさわりを聴いてみて思ったよりも聴けたから、やっぱり買おうかなと思っていたような、彼の今の音楽にはほとんど期待していない状態だったけれど。
でもなんでこんなに悲しいんだろう。
なぜこれほどまでに動揺しているのだろう。
涙が止まらない。
自分に与えてくれてきたものの大きさ。
何十年ものあいだ彼の音楽に接し、淫し続けたことの大きさ。
その思いと時間が自分を揺さぶる。
彼の音楽とそれを聴いてきた場所や時間と記憶がシンクロする。
最も好きで、影響を受け、ほとんどのアルバムの隅から隅までを舐めるように聴いてきたミュージシャン。
長い年月それを続けてきた自分はすでにファンなどというものではなく、たぶん自分の一部がボウイでできているんだろう。
だからこそ評価できないアルバムがリリースされれば拒絶反応を起こすし、素晴らしいアルバムには大いに入れこみ永遠に聴き続ける。
でも、今日この時間から、彼のアルバムを聴く時の気持ちは今までのようにいかなくなるに違いない。
なにがしかの喪失感とともに、かすかな悲しみとともに、聴かざるを得なくなる。
それでも全アルバムを聴きたい。
彼への感謝の気持ちを表すためにも。
ありがとう David Bowie 。
ご冥福をお祈りします。