音楽はできるだけ良い音で、音楽に集中できる環境で、聴くべきである。
これが昔からの自分の信念のひとつ。
音にこだわらない、自分のサウンドスケープのことなどどうでもいいミュージシャンの音楽ならいいけど(そんな人の音楽など初めから聴きませんが)、そうでなければ、できるだけミュージシャンの音創りの意図がわかる、目指そうとしていた音楽の全体像がわかるような、聴き方をしたいものだと。
そのためには、やはり再生装置は重要です。
近隣を気にせずに済む家に住み、それなりの広さと防音処置がされた部屋を持ち、しっかりとした床と、音を適度に吸収する壁に囲まれ、クオリティの高いオーディオセットで、時間を気にせずにデカい音を堪能することが、理想ではあるけれど。
く~、一度でいいからやってみたい、そんなこと。
とはいえ、平民が東京に住んでいればありえない話なので、音量をある程度求めようとすると、どうしてもイヤホンなり、ヘッドホンに頼らざるを得ません。
たまにオーディオセットの前に座ることもあるけど、やはりメインは、ウォークマン+イヤホンのポータブルオーディオが前提となってしまいます。
これはもう、どうしようもなく、変えようがないところ。
すると、ここにも何ともし難い問題が。
ポータブルだからこそ音質をあきらめないために、ウォークマンも、イヤホンも、それなりのクオリティのものを使用してますが、MP3に圧縮すると音楽の細部やニュアンスが劣化するし、CDクオリティそのままでFLACでインポートすると、あっという間に容量不足。
64GBでもぜんぜん足らない。
聴きたい音楽が増えれば増えるほど、昔の音源を削除したり、新しい音源のインポートレベルを落としたり、四苦八苦しながらやり繰りするしかありません。
つまり、いい音で音楽を聴くこと自体が、いっぱいいっぱいになってきたということですね。
そして、更に、世の中にはいい音で音楽を聴くためのフォーマットが続々誕生してきているし。
物欲という煩悩がムクムクと。
そういったことにどう折り合いをつけるのか。
待ったなしの状態となりました。