見事だった。


ワールドカップ決勝トーナメント、ブラジル対チリ。


個人技とイマジネーションのブラジル。

個人の強さとスピードが連動するチリ。


自分の中では、事実上の優勝決定戦だった。


それほどまでに優れたチーム力を披露してくれていたチリ。

50:50の確率で、ブラジルは敗退するのではないかと思っていた。


ブラジルのスコラリ監督も、チリとの対戦をもっとも恐れていたようだ。

そのチリにPK戦でとはいえ、勝利したブラジル。

試合後のネイマールの涙が、その困難さを象徴していたと思う。


ここまで書いたら、Number Web の記事が飛び込んできた。

チリは、オールコート、オールタイムでテンションを落とさない、フルインテンシティ・フットボールであると。

まさに、その通りだ。溜飲が下がった。

守備に、攻撃に、個々が常に最高のテンションを保ち続ける、チリ代表のサッカー。


ブラジルを除けば、今大会でもっとも魅力的なサッカーだった。

その2チームが奇しくも、決勝トーナメント1回戦であたってしまい、チリは大会から姿を消した。


日本代表の敗退よりも、遥かに寂しい。

しかしこれもワールドカップだ。


残りの試合も、楽しみでならない。