このアルバムは素晴らしい。

Damon Albarn のソロアルバム、 "Everyday Robots"
Everyday Robots/Parlophone (Wea)

¥2,113
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Damon て、こんな音楽を創れる人だったんだ、素直にそう思いました。
それほどこの音楽は、たたずまいが美しい。

美しい、ではまったく言い表せてはいないけれど、他に適当な言葉が見つからないので、美しいとさせていただきます。

自分は Blur の熱心なリスナーではなかったし(アルバム1枚しか持ってない)、Gorillaz 名義の前作 Plastic Beach はエレクトロ中心で、今一歩好きになりきれなかった。

だからこのアルバムも、最初はふーん出るんだ、くらいにしか思ってなかった。

正直書くと、このアルバム、うわーいいなーと思いながらも、聴くと絶対に寝ます。
あまりにも心地よいからでしょう。
眠れない夜も、これを聴くと瞬時に爆睡です。
だから3曲目以降の印象がなかなか脳に定着できなかった。

そうやってだんだんとアルバムの全体像が脳に定着してきたら、今度は一度聴き始めたら必ず最後まで聴かないとならなくなった。
途中でやめられないんですよ。

静かにテンションがあがる。
こんなアルバムは珍しい。

聴いていて刺激はあるんだけど、穏やかな刺激とでもいうのか、疲れない。
決して単純な音楽ではないのに、非常にシンプル。
曲によっては、 Arto Lindsay の世界を彷彿させるものもあります。

音と空間が磨かれて、絶妙なバランス感覚を保っている。

内省的とまでは言わないけれど、一見地味でテンションが低いこのアルバムは、一部の大絶賛は受けるだろうけれど、大きなセールスは期待できないかも。

それでも、だからこそ、自分にとっては聴きこみ甲斐があり、おそらく年間ベストに顔を出すのではないかと思います。

中でも自分が好きな、地味だけどたたずまいの素晴らしい曲たち。






こんなに良い内容だったのであれば、ボーナストラックが2曲入っている日本盤を買えば良かった。DVDはいらないし、それほど期待していなかったので安いほうで十分と思ったんだけど。

ちょっと Damon Albarn をなめてました。。