フィギュアスケートの羽生結弦が使った曲はゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」です。

CDショップに問い合わせが殺到、売り切れ増産待ちだそうです。


まあ気に入った曲をもう一度聴きたくてCDを買い求めるのはいいけれど、ゲイリー・ムーアですぜ。

スケート好きのおばちゃんや、羽生ファンの萌え女たちが、ゲイリー・ムーアのCD買ってどうするのかね。


こんなはずじゃあなかった、この音楽はなんなんだ、と思うんでしょう、きっと。


曲名がおしゃれなあのような曲がたくさん収録されてるアルバムだと自分たちが勝手に思い込んで、ギターがギャンギャンうるさく鳴ってるメタル聴かされて、怒ってる姿が目に浮かびます。

亡くなったゲイリー・ムーアが可哀想だ。


あの、佐村河内守のインチキ事件と似てる気がしますね。


普段は音楽になんてそれほど興味もない人たちが、曲の良さとわかりやすい記号に騙されてファンになってCD買って、そこに付随してた記号が自分の思った通りじゃなかったって、怒ってる。

私たちは騙されたと怒ってる。


それでそこから聴こえてくる音楽が変わるわけじゃないんだし、自分たちが音楽以外の記号に勝手に思い入れただけじゃないか。

造られたストーリーに踊らされ、そこを評価した自分に酔っていただけじゃないか。


こういうことに群がる人たちも、そこに付け込んで商売しようとする音楽業界も、マスコミも、みんな自業自得だと思いますよ。


音楽は、音楽だけを見つめてほしい。