異能と呼ばれる女性たち。

もともと女性ボーカルに目がない自分としては、そこに音楽的才能が溢れていれば、それはもうたまらん状態になるわけです。

筆頭はもちろん初期~中期の Kate Bush になるのですが、それ以外のフェイバリットはほとんどがイギリスかアメリカのミュージシャンです。

今日ご紹介するのは、その中では珍しい北欧はノルウェーのSSW、 Hanne Hukkelberg

彼女の4枚目のアルバム、 "Featherbrain" です。
Featherbrain/Propeller Recordings

¥2,601
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ボーカル自体にも独特の透明感と存在感があるけれど、最大の魅力は彼女が創りだすサウンドスケープでしょう。
本当に自由な発想で音空間を構築してます。

使う楽器も、ピアノなどのノーマルな楽器から、スティールギターやハープシコード、どう聴いてもガラクタを叩いてるだけのようなパーカッションや安っぽいデジタルビートまで、実に様々。
アート・リンゼイのギターを思わせる音も。

曲の展開も、枠をはめられたところがなく、実に多種多様。
一種の前衛芸術を見ているかのような気にもさせてくれます。
前作からは一歩も二歩も深化した音楽観。

もともとはジャズ畑の人らしいですね。
隙間感には確かにその片鱗が垣間見えます。
そして基本は背筋がピンとして、緩んだところがありません。

この音空間がたまらずに、けっこうな長い期間緩やかなヘビロテ。
累積回数はけっこう行っているかも。

PVも一種独特の世界観。






惜しむらくは、ジャケットデザインがね。。
前作も好みでは今一歩。
まあ、世界観を表しているといえばそうなんだろうけど。

このアルバムを聴き終えたら、PCに入れてある次のアルバムが自動再生された。
ミュージシャンのアルファベット順だから出てきたのが、Henry Cow の Concerts 。

実に自然の流れで聴けてしまう。