今日はようやく一息つきましたが、ひどく暑くて湿度の高い日が続きましたね。
これはさすがにボディブローのように効いてきます。

冷房をしっかりかけた部屋でないとカラダが重く、とはいえそこに居続けるとカラダが冷えてくる。
寝てても寒かったり暑かったりで、睡眠時間もしっかり取れず、眠りの質も決してよくないです。
だから土日を超えてもなんだか疲れが取りきれずに、また仕事へ。

カラダが疲れていると、音楽もゆっくりくつろいで聴けてない気がします。
ブログを書く気力も落ちがち。

好きな音楽なしではとっても乗り切れません、こんな気候は。

ところで。

その音楽を好きになるまでに、もっと言えばその音楽の正体をつかむに至るまでに、慣らしの時間が必要な音楽がありませんか。

一度聴いただけでは空気をつかむようなものから、ポジとネガが入り混じってどちらに軸足を置いて評価すべきかわからないものまで、その理由はさまざまです。

特にこれだけ頭がうだる日々が続くと、理性で分析するのが困難。
このアルバムはそんな1枚。

Kanye West "Yeezus"

Yeezus/Def Jam

¥1,612
Amazon.co.jp

もともと自分にとって HIP HOP はあんまり聴かないというか、むしろ苦手というかほぼ嫌いなカテゴリーですが、彼の前作 "My Beautiful Dark Twisted Fantasy" は唯一の例外的なアルバムで、そのカテゴリーを超えた優れたサウンドスケープとHIP HOP色の比較的薄い歌が、非常に存在感の強いロックとして、自分の耳に溶け込んでくれました。
エネルギー感の強い音楽を聴きたいと思った時、けっこう選ぶ回数も多かった気がします。

ここでリリースされたニューアルバム。

前作をイメージして聴き始めると、けっこう違和感が大きいですね。
前作が、音楽としてある種聴き易さを指向してくれていたとすれば、このアルバムは非常に粗削りな素材をそのままぶつけてきたような印象です。

硬くゴリゴリした物体があったり、ヌルッとしたゼリー状の音に取り囲まれたり、ここに収録されている曲たちは、とても振れ幅が大きい。
それはそれで刺激的なのだけど、自分の中で1曲1曲をなかなか消化できません。
個別の曲を消化できないということは、アルバムを消化できていないということ。

どことなく殺伐としていて、なじみにくい、リスナーを突き放したような、とっつきにくさ。
前作と違って、作品として創り込もうという意思が希薄ですね。
おそらく、意識的に。
良し悪しは別にして。

それが今作でのカニエの意思なんでしょう。





ウイルキンソンのジンジャーエール。
$ノスタルジックなノイズたち

飲んだことのある人ならわかると思いますが、このジンジャーエールは、普通の清涼飲料と思って飲むと後悔します。
ビリビリビリ、ギンギンギンと痺れます。
ああこれが本来のジンジャーエールなんだな、と思わせる辛さ。

ペットボトルを全部飲もうと思っても、辛くて自分には飲めません。

そのジンジャーエールのような感触の、カニエの新作。

前作が耳当たりの良いカニエだったのか、今作がハードな創りなのか。

いまだに消化しきれません。