ロックとは猥雑であり、いかがわしさが大きな魅力だった。
そういう感覚を改めて思い起こさせてくれる快作。
Primal Scream の最新作 "More Light" 。
More Light: Special Edition/First National Imp

¥2,810
Amazon.co.jp
挑戦的で、背徳的なグルーブ。
ギラギラして執拗なリフレイン。
エキセントリックに鳴り響く管楽器。
それらが有機的にからみあって、えも言われぬテンションを産み出す。
最近ではこれだけ魅惑的で存在感の強烈なロックは珍しい。
Vampire Weekend や Local Natives も今年は素晴らしいアルバムをリリースしてくれたけれど、彼らは言わば優等生ロック。
クレバーで整理されていてメランコリックとダイナミズムの非の打ちどころがない完成度。
このアルバムはその真逆のベクトルにいますね。
ともに完成度が高いことを除いて。
これでもかと挑戦的に投げかけられる、音の洪水といかがわしいテンション。
なんだかからだの中がむずむずしてくる。
思索や理性を支柱に持つロックが Vampire Weekend たちだとすれば、もっといえば Radiohead もそうですね、これはに身体の奥底の本能付近にあるなにかに働きかけるロックであるような気がします。
いかがわしくて背徳的であればなんでもありの、バラエティ豊かな曲のラインナップ。
それでも、そこはかとなく理性でコントロールされているような気もするのも不思議。
4:00前後に訪れる急な曲調の変化が好きです。なんともいえない浮遊感が。
それでも唯一の疑問が、最後の曲、 It's All Right , It's OK 。
これだけアクが抜けて、ノーマルなロックンロールに聴こえます。
彼らでなくても創れそうな、普通に良い曲。
曲の最後に乗ってくるギターソロだけがそれっぽく聴こえますが、この曲が、なぜこのアルバムの最後にあるのかが、とても不思議。
最後に毒気を抜くという、彼らにとってのバランス感覚なのかな。
自分としては、Relativity から Walking With The Beast の流れで終わってもらうのがベストだったのだけれど。
それでもこのアルバムが傑作であることに影響するほどの問題ではありません。
素晴らしい。
そういう感覚を改めて思い起こさせてくれる快作。
Primal Scream の最新作 "More Light" 。
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挑戦的で、背徳的なグルーブ。
ギラギラして執拗なリフレイン。
エキセントリックに鳴り響く管楽器。
それらが有機的にからみあって、えも言われぬテンションを産み出す。
最近ではこれだけ魅惑的で存在感の強烈なロックは珍しい。
Vampire Weekend や Local Natives も今年は素晴らしいアルバムをリリースしてくれたけれど、彼らは言わば優等生ロック。
クレバーで整理されていてメランコリックとダイナミズムの非の打ちどころがない完成度。
このアルバムはその真逆のベクトルにいますね。
ともに完成度が高いことを除いて。
これでもかと挑戦的に投げかけられる、音の洪水といかがわしいテンション。
なんだかからだの中がむずむずしてくる。
思索や理性を支柱に持つロックが Vampire Weekend たちだとすれば、もっといえば Radiohead もそうですね、これはに身体の奥底の本能付近にあるなにかに働きかけるロックであるような気がします。
いかがわしくて背徳的であればなんでもありの、バラエティ豊かな曲のラインナップ。
それでも、そこはかとなく理性でコントロールされているような気もするのも不思議。
4:00前後に訪れる急な曲調の変化が好きです。なんともいえない浮遊感が。
それでも唯一の疑問が、最後の曲、 It's All Right , It's OK 。
これだけアクが抜けて、ノーマルなロックンロールに聴こえます。
彼らでなくても創れそうな、普通に良い曲。
曲の最後に乗ってくるギターソロだけがそれっぽく聴こえますが、この曲が、なぜこのアルバムの最後にあるのかが、とても不思議。
最後に毒気を抜くという、彼らにとってのバランス感覚なのかな。
自分としては、Relativity から Walking With The Beast の流れで終わってもらうのがベストだったのだけれど。
それでもこのアルバムが傑作であることに影響するほどの問題ではありません。
素晴らしい。