会社のそばにある、時々ランチにいく食べもの屋。
ちょっと変わったメニューで独特の味付け。
好きでたまらないおいしさというわけでない。

昼飯に何を食べようかと思った時に、時々なんとなく思いついて、たまにはあそこに行くか、という感覚ですね。
他にうまいメシ屋がたくさんあるので、しばらく足が遠のきいつのまにか忘れてしまうけど、ある程度の周期で思いだして、そういえばしばらく行ってなかったなと、なんとなく気になる。
閉店されるとちょっと寂しい。

自分にとって Deerhunter はそんな存在です。

だから新譜が出ても、それほどは期待しないで、ゆるーい感じで聴いて行きます。
なぜか、彼らの良さがすぐにピンとこないので。

最新作、 "Monomania"

Monomania/4ad / Ada

¥1,673
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前作、 Halcyon Digest からは若干アグレッシブになった感があります。
むしろその前の Microcastle に近いイメージかもしれません。

クレジットを見ていると、ほとんどがブラッドフォード・コックスによるものです。
先日 Lotus Plaza 名義で発表したプントの曲は1曲のみ。
制作過程を見ても、コックスがひたすら大量にデモを創り貯めた中から選んだ曲たちのようなので、事実上のコックスによるDeerhunter名義のソロアルバムに近いのかも。

と言いながらも、Deerhunter そのものですね。
自分的には、ギターが強くフィーチャーされた曲が好きかも。





それとこの曲、T.H.M. 。
彼らの中でもっとも美しい曲なのではないかと思います。
中盤は Sparklehorse を彷彿とさせるところもあって、大好き。
と思ったけれど、YouTubeにはスタジオ収録版がなかったので、貼れませんでした。。

ドラッギーでサイケな浮遊感を快感と感じられるかどうかが、Deerhunter の音楽への許容度につながるんでしょうね。
オリジナリティは強く感じるものの、未だそこへの感覚が鈍い自分には、しばらくは時々聴きたくなるロックの範疇を超えることができない気がします。

パクチーが入ってる料理は、パクチーそのものが好きか嫌いかで大きく評価が変わります。
好きな人はこれでもかと入れてほしがるけど、嫌いな人はその匂いがするだけで、もう食べられません。

自分も、フォーは好きだけれども、パクチーがたくさん入っていると食べたくない。
パクチーが入っていない方が安心してバクバク食べられるけど、かといって、まったく入っていないフォーもなんとなくフォーじゃない気がして物足りない。

微かに、パクチーの香りがするかしないか、そんなフォーがいいのかも。

自分にとって、 Deerhunter はパクチー入りのフォーなのかもしれません。