2010年にデビューアルバムを発表、フジロックで来日も果たし隠れベストアクトとなり、高評価を得ることができた、 Local Natives 。
そのデビューアルバム Gorilla Manor は素晴らしく、トライバルなリズムとハーモニーを多用したボーカルの組み合わせにうなるギターとベースが乗るという、繊細さとアグレッシブさの対比が印象的な、一度聴いたら忘れることのできない独特のサウンドスケープを創っていました。
自分もその年の年間ベストアルバムの1枚に選びましたが、今でも時々思い出しては聴いているという自分の中のスタンダードアルバムの1枚に。
しばらく音沙汰がない時期もあり、ベース担当のメンバーが抜けたりで、次のアルバムリリースが不安な期間もあったけれど、無事にセカンドアルバムをリリースしてくれました。
"Hummingbird" 。
ハミングバード/ホステス

¥2,490
Amazon.co.jp
プロデュースは、Nationals のアーロン・デスナー。
これも期待するなというのが無理な要素。
彼がファーストで創り上げたサウンドスケープをどうブラシアップしてくれるのか。
全体的にはやや落ち着いたサウンドに。
彼ら自身が言っていることだけれど、コーラスとトライバルなリズムセクションは抑え目で必要最小限にしたということ。
結果、音空間に余裕がでて、一音一音の響きがとても印象的になった。
ファーストにあえて難を付けるとしたら、コーラスがややくどいかなということがあったので、自分的には良い変化。
そして勢いでたたみ掛け、単調になりがちだったサウンドにも奥行き感が出た。
表面的にはそんな変化だけど。
アルバム全体のトーンは大きく変わりました。
軽やかに、切なげに。
遠くを臨みながら、まるで空を飛んでいるようなサウンドスケープ。
重力に切り離され、広大な空を漂う。
空を見上げる時、なんとなく寂しげで切ない気持になります。
たとえ青空であろうと、そこからは何か切なさを感じてしまいます。
空が大きければ大きいほど。
空が広ければ広いほど。
思いが遠くに漂い、いつまでも戻ってこないような。
聴いていると、そんな想いにだんだんと浸っていくアルバムです。
アルバムの前半から中盤は、陽光に溢れた空を。
後半では、日が傾き寂しさが漂い始めた空を。
物思いに沈みながら漂っていく。
陽気なイメージだったファーストに比べると、儚げで切ないイメージすら感じるアルバムです。
Local Native 節の王道。
このアルバムの代表的なトーン。
アルバム後半の2曲。
日本盤にはエキストラトラックが4曲付いていて、この4曲中前半の3曲も素晴らしい。
このアルバムは、後半に行けば行くほど切なさが増してくるなあ、と思っていたら、実はこのエキストラトラックの影響も大きかったのです。
彼らの新境地と言えるでしょう。
むしろ、ここまでが正式なアルバムとして制作されていたら、また違った印象となったのではと思うのですが。
陽気なヤンキーには向かない構成かもしれないけれど。
いやあ、素晴らしいアルバムがまた1枚増えました。
聴きまくりです。
そのデビューアルバム Gorilla Manor は素晴らしく、トライバルなリズムとハーモニーを多用したボーカルの組み合わせにうなるギターとベースが乗るという、繊細さとアグレッシブさの対比が印象的な、一度聴いたら忘れることのできない独特のサウンドスケープを創っていました。
自分もその年の年間ベストアルバムの1枚に選びましたが、今でも時々思い出しては聴いているという自分の中のスタンダードアルバムの1枚に。
しばらく音沙汰がない時期もあり、ベース担当のメンバーが抜けたりで、次のアルバムリリースが不安な期間もあったけれど、無事にセカンドアルバムをリリースしてくれました。
"Hummingbird" 。
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プロデュースは、Nationals のアーロン・デスナー。
これも期待するなというのが無理な要素。
彼がファーストで創り上げたサウンドスケープをどうブラシアップしてくれるのか。
全体的にはやや落ち着いたサウンドに。
彼ら自身が言っていることだけれど、コーラスとトライバルなリズムセクションは抑え目で必要最小限にしたということ。
結果、音空間に余裕がでて、一音一音の響きがとても印象的になった。
ファーストにあえて難を付けるとしたら、コーラスがややくどいかなということがあったので、自分的には良い変化。
そして勢いでたたみ掛け、単調になりがちだったサウンドにも奥行き感が出た。
表面的にはそんな変化だけど。
アルバム全体のトーンは大きく変わりました。
軽やかに、切なげに。
遠くを臨みながら、まるで空を飛んでいるようなサウンドスケープ。
重力に切り離され、広大な空を漂う。
空を見上げる時、なんとなく寂しげで切ない気持になります。
たとえ青空であろうと、そこからは何か切なさを感じてしまいます。
空が大きければ大きいほど。
空が広ければ広いほど。
思いが遠くに漂い、いつまでも戻ってこないような。
聴いていると、そんな想いにだんだんと浸っていくアルバムです。
アルバムの前半から中盤は、陽光に溢れた空を。
後半では、日が傾き寂しさが漂い始めた空を。
物思いに沈みながら漂っていく。
陽気なイメージだったファーストに比べると、儚げで切ないイメージすら感じるアルバムです。
Local Native 節の王道。
このアルバムの代表的なトーン。
アルバム後半の2曲。
日本盤にはエキストラトラックが4曲付いていて、この4曲中前半の3曲も素晴らしい。
このアルバムは、後半に行けば行くほど切なさが増してくるなあ、と思っていたら、実はこのエキストラトラックの影響も大きかったのです。
彼らの新境地と言えるでしょう。
むしろ、ここまでが正式なアルバムとして制作されていたら、また違った印象となったのではと思うのですが。
陽気なヤンキーには向かない構成かもしれないけれど。
いやあ、素晴らしいアルバムがまた1枚増えました。
聴きまくりです。