ここ数日こればかり聴いています。

これほどに素晴らしいエレクトリックミュージックに久しぶりに出会った。
ここまで自分がエレクトロ系のアルバムを聴き込むとは思わなかった。

自分はレッドホットチリペッパーズのファンではないし、アルバム聴いてもたしかに売れ線のロックではあるな、くらいの感想しか持たない。
だから John Frusciante のソロアルバムなんて、今まで聴いたこともなかった。

しかし、なんだこりゃ。

John Frusciante の最新作、 "PBX Funicular Intaglio Zone"

PBX Funicular Intaglio Zone【高音質SHM-CD/ボーナストラック2.../BounDEE by SSNW

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限りなくアバンギャルドでありながら、素晴らしく緻密で高品質。
激しくエッジが立っていながら、極めて精巧でしなやか。

肉体性、実在性のあるエレクトロニックというか、音が必然性を持って鳴っている。

フワフワと流れて行くムードミュージックのような、画一的なリズムを刻みピコピコ鳴るだけのエレクトロとは、遥かに次元が違う。

広義のエレクトリックミュージックにおいて、このアルバムは James Blake を超え、Kid A に匹敵する。
端から端まで刺激の塊り。
脳が、聴いていて嬉しいと叫ぶ。







とはいえ、実はエレクトリックはあくまでも手段。
とても自由なロックだ。

今までのフルシアンテを期待しないから余計にいいのかもしれない。
ギタリストとしてのソロアルバムを期待していないし、何のバイアスも持たずにこの世界観に浸れるから。

日本盤はボーナストラックが2曲るいているから若干長いが、オリジナルは37分という昔のLP時代の収録時間。
しかしこの長さが余計に緊張感と凝縮感を生む。

たまらん。
また聴こう。