前作"Infinte Arms"で初めて彼らの音楽に触れ、USインディにカテゴライズされながらも、カントリーをルーツにしたしなやかでハートフルで独特の湿度感を持つ音楽に魅かれて、ずいぶん聴き込んだものです。
自然にあふれるアウトドアで聴くのが似合うロック。
そして新作がリリースされました。
Band Of Horses の最新作、 "Mirage Rock" 。
Mirage Rock/Sony

¥1,075
Amazon.co.jp
前作があまり売れなかったのか、今回は日本盤のリリースはないようですね。
また、あの世界に浸って深まりつつ秋の空気感を感じよう、などと思いながらCDの封を切って聴いてみると。
違う。
同じグループだよな。
あのアルバムを2年前にリリースした、あいつらの新作だよね。
時々、おお、らしい曲があるじゃないのと思っても、6~7割はメンバーがかなり入れ替わった?と思うような変わりよう。
自分にとって彼らの奏でるロックといえば、優れたメロディラインと、しっとりとしながらも爽やかなボーカル、バッキングもメリハリが効いている。
全体としてしなやかで、昔ながらのアメリカンなカントリーロックとは、一味もふた味も違ってる。
ところが、今回のアルバムからは前作で感じられた彼らの良さをあまり感じ取ることができません。
琴線に触れてくるものが少ない。
どことなく粗く、彼らの特徴であるしなやかさが欠落してる気がします。
ストレートで粗雑なカントリーロックにしか聴こえない曲もあります。
メロディラインの美しさはかなりの部分残っているのに。
それを支えるサウンドスケープが変わってしまった。
どうやら前作では何人かいたプロデューサーを今作では一人に絞り、その人の方針によりオーバーダブや編集作業は極力少なくし、バンドの音をそのまま出すのだ、となったらしいです。
その手法は、シンプルでダイレクトに良さが出てくる場合もあるけれど、彼らの音楽はある程度のトリートメントがプロダクションにおいて必要だろうと思います。
その独特のしなやかさや湿度感を醸し出すために。
それがなくなって、彼ららしさがかなり後退してしまった。
他のミュージシャンでも簡単に奏でられる、ストレートで粗雑なカントリーロックのようなアルバムになってしまったのだろうと、想像します。
それとも、前作が突然変異で、その前まではこの路線だったのでしょうか。
いいほうの、らしさ。
あいかわらずの美メロ。
うーん、、
これもね・・
最初聴いた時は、これは酷評すべきかというくらいに印象が違っていたけれど、そりゃあ、何度も聴けば天性のメロディメーカーとしてのセンスや、ボーカルの魅力的な声によって、だんだん馴染んできてまあいいんじゃないの、レベルにはなるんですけどね。
リスナーがイメージするそのミュージシャンらしさと、ミュージシャンの目指すところ、プロデューサーが目指すところのかい離。
進歩なのか、後退なのか、シンプルになったのか、粗くなったのか。
たぶん、決めるのはリスナーだと思うので、決めてしまいます。
こりゃ、違うだろ、と。
自然にあふれるアウトドアで聴くのが似合うロック。
そして新作がリリースされました。
Band Of Horses の最新作、 "Mirage Rock" 。
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前作があまり売れなかったのか、今回は日本盤のリリースはないようですね。
また、あの世界に浸って深まりつつ秋の空気感を感じよう、などと思いながらCDの封を切って聴いてみると。
違う。
同じグループだよな。
あのアルバムを2年前にリリースした、あいつらの新作だよね。
時々、おお、らしい曲があるじゃないのと思っても、6~7割はメンバーがかなり入れ替わった?と思うような変わりよう。
自分にとって彼らの奏でるロックといえば、優れたメロディラインと、しっとりとしながらも爽やかなボーカル、バッキングもメリハリが効いている。
全体としてしなやかで、昔ながらのアメリカンなカントリーロックとは、一味もふた味も違ってる。
ところが、今回のアルバムからは前作で感じられた彼らの良さをあまり感じ取ることができません。
琴線に触れてくるものが少ない。
どことなく粗く、彼らの特徴であるしなやかさが欠落してる気がします。
ストレートで粗雑なカントリーロックにしか聴こえない曲もあります。
メロディラインの美しさはかなりの部分残っているのに。
それを支えるサウンドスケープが変わってしまった。
どうやら前作では何人かいたプロデューサーを今作では一人に絞り、その人の方針によりオーバーダブや編集作業は極力少なくし、バンドの音をそのまま出すのだ、となったらしいです。
その手法は、シンプルでダイレクトに良さが出てくる場合もあるけれど、彼らの音楽はある程度のトリートメントがプロダクションにおいて必要だろうと思います。
その独特のしなやかさや湿度感を醸し出すために。
それがなくなって、彼ららしさがかなり後退してしまった。
他のミュージシャンでも簡単に奏でられる、ストレートで粗雑なカントリーロックのようなアルバムになってしまったのだろうと、想像します。
それとも、前作が突然変異で、その前まではこの路線だったのでしょうか。
いいほうの、らしさ。
あいかわらずの美メロ。
うーん、、
これもね・・
最初聴いた時は、これは酷評すべきかというくらいに印象が違っていたけれど、そりゃあ、何度も聴けば天性のメロディメーカーとしてのセンスや、ボーカルの魅力的な声によって、だんだん馴染んできてまあいいんじゃないの、レベルにはなるんですけどね。
リスナーがイメージするそのミュージシャンらしさと、ミュージシャンの目指すところ、プロデューサーが目指すところのかい離。
進歩なのか、後退なのか、シンプルになったのか、粗くなったのか。
たぶん、決めるのはリスナーだと思うので、決めてしまいます。
こりゃ、違うだろ、と。