ここ最近、ネットで聴いたのも買ったのも含め、なんだかピンとこない。
これじゃあ!というワクワクした気持ちを呼び起こしてくれるアルバムがほんとに少ない。

音楽の聴き方もタラタラしたものになるし、レビューを書く気が湧いてきません。

4ADから出た Purity Ring も最初聴いた時は感動し期待もしたけど、実際アルバムを通して聴いたらさほどでもなかった。

そんな中、前から気になって、でもどうしても踏み込めなかった世界に踏み込みました。
本能的に、自分が今求めている音楽がここにはあるような気がしたから。

サニーデイ・サービス 。

なんだよまだ聴いたことなかったのかよ、と呆れる人もいるでしょうねえ。
でも徹底的に日本産のロックに対する苦手意識を持っている自分としては、かなり高い障壁があるんですよ。

日本産のロックは良く知らないで踏み込むと、消費するために大量生産されているJ-POPとの線引きが難しいし、日本語で歌うという生っぽさが、曲によってはマイナスに働くこともあるんです。
そしてAKB48やExileなどと同じ論理で生産されるものが多過ぎる。

でもサニーデイ・サービスはもちろん、曽我部恵一のソロやバンドの音楽に触れる機会が増えるにつれ、このグループの音楽はそのうち集中して聴く機会をつくると決めたんですね。
そして最近の充足されない気持ちに動かされ、ついに解禁しました。

"24時"

24時/ミディ

¥3,150
Amazon.co.jp

なぜこのアルバムを最初にすることにしたのかはよくわからないし、彼らを良く知る人からは入るのそこからじゃないだろう!と怒られるのかもしれませんが。

でも正解でした。
最近買ったどのミュージシャンよりも、どのアルバムよりも、よく聴いてます。

ここにあるのは、ロックの根源的なエネルギー。
切なかったり、さわやかだったり、怒っていたり、絶望に浸ったり、いろんなエネルギーがあふれています。
青臭かったり、未完成だったりする側面もあるけど、ここにはグッドメロディと力強いボーカルと歯切れのいいバンドサウンドがある。





ど真ん中からの正面攻撃を受けた感じです。
音楽が、彼らの中から生まれたくて仕方がなかったことがよくわかる。

たぶん、こういう音楽を聴きたかったんだろうね。
勢いだけのロックや小手先のアイデア一発勝負、電子音ピコピコのロックは食傷気味だったということ。

他のアルバムも聴き進んでいきますよ。

あ、でも歌詞は英語と同様に聴き流し気味です、相変わらず。