あいかわらずあまねく音楽広くを聴くというよりも、ほぼロック一筋に近い音楽生活ですが、たまには王道ロックをはずれて毛色の違う音楽を聴きたいと思うことがあります。

クラシックやジャズ、民族音楽などが多いですかね。
それでもいわゆるポップス、中でもJ-POPは聴きません。
だって自分から聴かなくても、いやというほど街中やテレビに溢れてる。
それも必要以上に。

やっぱり限られた時間の中、向かい合って聴く価値のある音楽、その世界にどっぷり入りたい音楽を聴きたいもの。

ちなみに時々絶賛してる坂本冬美などは、音楽として演歌が聴きたくなるのではなく、あくまでも彼女の絶品の歌唱に浸りたくて聴いてます。

で、今回ご紹介するのはアフリカのミュージシャン。

アフリカのサハラ砂漠付近、マリ北東部のキダルを拠点としながらも視線はグローバルに向いているグループ、 Tinariwen
トゥアレグ人で構成されているそうです。

先史時代の壁画で知られるあのタッシリ・ナジェールで録音されたのが、本作 "Tassili" です。

Tassili/Tinariwen

¥1,353
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今までのアルバムはエレキギターを中心とした音創りでしたが、このアルバムはアコースティックが中心になっています。
そのためか、より一層アフリカのサハラ砂漠という風土を感じ取れる仕上がり。
乾いた風や、焼けた大地というイメージがサウンドスケープから拡がって来ます。

それでもロックのグルーブ感をしっかり持っている曲もあるので、他のワールドミュージックよりはとっつきやすいかもしれませんね。

このアルバムを聴いていると、自分がニュートラルになる気がします。

録音も非常にクリアで高音質。
音楽全体が非常にクオリティが高いです。



この雰囲気!


つい最近まで知らなかったのですが、去年だかのフジロックに来たんですね。
1980年代(うわ、もうそんな昔か)、ピーター・ガブリエルを中心にWOMADでワールドミュージックを取り上げ、世界的なムーブメントが起きました。
とは言っても最初は大赤字で、ピタガブは大変だったらしいですが。

そのWOMADも911テロ事件でミュージシャンのビザが取れにくくなり、2001年以降は行われていません。

この Tinariwen だけでなく、世界中にいる優れたミュージシャン。
こういった音楽にどんどん触れて行ってほしいと思います。