見事にツボ。

もちろんロック好きの皆が、というわけではありませんし、同じ世代でも聴いてきたロックの傾向によって印象が違ってくるのも確かでしょう。

でもね、1960年代から80年代のロックを愛した時期のある人には、これはありでしょと言わせるものがあると思うんですよね。

オーストラリア出身の知る人ぞ知るサイケデリックロックグループ、 Tame Impala 。
そのメンバーのひとり(か、ふたり)が別プロジェクトとして立ち上げたのが、 Pond です。

どうやらセカンドアルバムらしい、 "Beard Wives Denim"

Beard Wives Denim/Pond

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別にサイケ好きってわけじゃないけど、冒頭に書いたように、好きな人には実にツボな音楽。
Tame Impala もそうだったんだけど、ギターの音やキーボードの音や使い方、ダルげなテンポやどことなく投げやりなボーカルスタイルなどね。

めちゃくちゃアナログな雰囲気や、ノイズにあふれた曲、そしてこのエコーやキーボードの音。。。

Tame Impala よりもサイケの深度をやや薄め、よりポップにしたのが Pond かもしれません。
それでもメンバーのひとりがやってるだけあって、そこここに Tame Impala臭がプンプンしてます。

元祖60年代のブリティッシュよりも、湿度感が低くカラッとした印象は、やはりオーストラリアのミュージシャンによるものだからでしょうか。









どの曲もシャープでクール。

70年代といえば、今から40年も昔の話です。

その時のロックを再現できているかどうかはまったく気にしませんが、少なくともその時のロックが持つエネルギー感はここに存在しており、それを聴くと自分が無条件に反応してしまう。

懐かしさでもノスタルジーという言葉でも説明しきれないけど、ロックという音楽の持つある種の普遍性であり、磁力のカギのひとつなんでしょうね。