話題の歌姫、 Lana Del Rey 。
ファーストアルバム、 "Born To Die" 。
ボーン・トゥ・ダイ/ラナ・デル・レイ

¥2,200
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このアルバムが全英1位、全米でも上位にランクされるほどに売れていることが痛快です。
一見キレイに見えても、一皮向くとそこは背徳の世界であり、そには怪しげに蠢く妖怪がいるかのよう。
ルックスだけではなく、音楽や歌からもそういった匂いがプンプン漂いますね。
実に独特の世界観を創りだしてます。
世の中の好きものが群がって、いつのまにかムーブメントになっただけでなく、ちゃんと素晴らしい中身(=音楽)が伴ってました。
まるで、退廃の楽園で歌う、孤高の歌姫。
彼女の歌声をじっくり聴き込むのは快感です。
この強烈な毒を含んだ音楽がヒットチャートで賑わうほどに売れれば、この毒がを広くまん延していくんですよ、知らず知らずのうちに。。
世間が思い描く「流行りの女性ボーカル」イメージと、この音楽のギャップが痛快。
実は、歌だけではなくて、ジャケットを含めたアートワークにも、赤いインクが滲んだ歌詞カードや、わざと汚した赤いバラデザインのCDラベルなど、私は一筋縄ではいかないわよメッセージが満載。
アルバム通して、アップテンポでハッピーな曲など1曲もないし、彼女の歌を中心とした暗く沈み込むような世界が展開されます。
しかしまあ、テレビライブでのパフォーマンスを見る限りは、アルバムでの素晴らしい退廃的歌唱はライブでは出し切れていないようです。
アルバム制作で創り込んでくる、プロデューサータイプのミュージシャンかもしれません。
その分、実力も伴いながら成長していくと、とんでもないことになりそう。
なかなか手ごわそうな歌姫です。