比べるのはあれだけど、 Cults なんかよりもよっぽどいいです、このロック・デュオ。
サンフランシスコの出身です。

The Dodos

以前の記事にも書きましたが、Cults って何かあざといというか、受け狙いの魂胆が見え過ぎるところが、好きになれないんですね。
もっと雑念入れずに、ストレートにロックしてくれよ、という感じ。

それに比べて、この The Dodos は、ドラムスとギターというとってもシンプル(もちろんゲスト・ミュージシャンはいるけどね)な構造ながら、とてもストレートでイマジネーション溢れるロックを鳴らしてくれます。
基本はギターとドラムスだけ、というのが信じられません。

アルバムタイトルは、 "No Color" とは真逆の、とてもカラフルなイメージのロック。
No Color/Dodos

¥1,065
Amazon.co.jp

アグレッシブで、歯切れがよくて、楽しくて、ノイジーで。
そして素晴らしくポップ。
ギターの切れ味もいい。
編成的には制約の大きい中で、イマジネーションにあふれてる。

なんだか絶賛してますね。







ともすれば、こういった編成の音楽はいわゆるローファイなロックどまりになりがちだけど、彼らはしっかりとフォーカスの合った音を出している。
ローファイで混然一体となった曖昧さに頼るのではなく、サウンドスケープが明確なクリアで抜けのいい音空間を創っている。

こういうところも高い評価です。
捨て曲なし。

実は彼らのこのアルバムも、2011年でのリリースでした。
このアルバムは自分が気付くのが遅れただけだけど、なんとなく不作だと思っていた2011年も、期待されたメジャーミュージシャンが総じてふるわなかっただけで、探せば実はけっこう粒揃い。

でもこういう輸入盤だけのリリース作品は、確実にロック雑誌のベストテン選考対象外だし、なかなか皆が知ることができないのが辛いところ。