ごぶさたしております。
いろいろと思うところあり、ブログの更新をしないでいました。
一番の理由は、ブログをやっていると音楽の聴き方が変わるためです。
音楽を楽しむためだけに、音楽に浸るためだけに聴くのではなく、レビューするために、感想をひねり出すために聴くことが増えてくる。
自分の趣味として、自分の嗜好に合わせて、自分のために音楽を聴いているわけだけれど、ブログのために、週数度のアップのために聴いている気がする瞬間が出てきた。
音楽を聴く時間軸が自分のペースからずれます。
じっくり熟成するべき音楽に対して、短時間で評価をくだしてしまう。
気に入らなかったわけじゃないのに、ひととおり聴いたらその後1年以上聴かないアルバムが出てくる。
すると、音楽がよそよそしくなってきました。
以前のように、聴く音楽それぞれと親密な関係を築けない。
もちろん自分の感情や記憶にしっかりと寄り添ってくれる音楽もたくさんあるけれど、自分との距離が縮まらない音楽がたくさん残るようになった。
自分は、誰のために、何のために、音楽を聴いてブログを書いてるんだろう。
これじゃ、自分がもっとも嫌っている音楽の消費をしてるだけなんじゃないのか。
その答えが出ないままブログを続けていたのですが。
Girlsのレビューがきっかけでした。
世の中は絶賛モードなのに、何度聴いてもそれほど良いと思えない。
自分は、気に行ったアルバムも気に入らないアルバムも、そのままストレートにレビューすることにしているので、これもちゃんと書かなきゃということになります。
「No 」は、「Yes」 よりも慎重に言わなければならないと思っています。
何かを否定するのは、肯定するよりも一層の誠実さが必要になるはずです。
だから「No」のレビューを書くために、何度も聴きました。
本当に「No」でいいのか。この意見をGirlsが好きな人に読ませていいのか。
すると、気に入ったアルバムを聴く時間が減るだけじゃなく、それらよりも遥かに多くの時間を「No」を言うために割くことになります。
ただでさえ、音楽聴く時間が少ないのに。
本も読む時間がないのに。
明らかに本末転倒です。
気に入らないアルバムはレビューしなければいいだけですが、世の中で絶賛されてたら反論したくなる天の邪鬼でもあるし、このブログにおいてはダメなものはダメとはっきり言おう、その理由も含めて、と決めていたのでそれも難しい。
なので、ブログを書くことを意識しないでしばらく音楽を聴こう、と決めました。
相当、自由になれましたね。
聴きたい時に聴きたいアルバムを聴きたいだけ聴く。
昔のアルバムにたっぷり時間をかけて聴ける。
音楽に浸ることだけに、専念できる。
もうひとつの理由は、そのことも原因だろうと思いますが、最近の記事の質が低いなあ、と思ったこと。
ふとしたことで、昔の記事を読みなおすことがあって、思い入れたっぷりに書いてる記事が多いと感じました。
もともと文書力もないのが、少しでも読むに値する記事にするには、やはり内容です。
昔の記事が内容に優れていたとは言いませんが、年月かけて思い入れを仕込んだアルバムのレビューは、やはり自分でも気付きがあります。
短期間で数回聴いただけのアルバムに、そこまでの思い入れが出てくるのは稀ですね。
年間ベスト5級のアルバムでないと、そこまでのインパクトはないから。
決して、水増し記事を書いていたつもりはないけれど、やはりポジでもネガでも、本当に書きたい気持ちが出てこないと、書くべきではないのかもしれない。
YouTubeたくさん貼り付けてミュージシャンの成り立ちやエピソードをくっつけただけで、文章量は多いけれどアルバムをどう聴いたのかには触れず、カッコいいとか、このミュージシャン好きだーとしか言ってないようなブログがあるけれど、そうなってしまうのはいやだし。
本当はこのまま何も書かず、時間が解決してくれるのを待つつもりでしたが、ブログのアクセスを見てみるとアメーバ外から自分の記事を読みに来てくれる人がたくさんいます。
アメーバメンバーだったらわかる記事の更新が、その人たちにはわかりませんからね。
記事を書いてもいないのに、更新を確認しにきてくれる皆さんに申し訳ない。
そのため、この記事を書くことにしました。
そんなわけで、当分は自分のペースで音楽を聴いて行こうと思います。
音楽レビューを再開できる日を楽しみに。