ちょこちょこと「自分達ならではサウンドスケープを持つミュージシャン」をご紹介してきていますが、今回はこの人たち。
The Cure 。
ポストパンク時代の1978年から活動を開始しいまだにコンスタントな活動を続けてます。
絶対的な存在のロバート・スミスは、なにやらKing Crimsonにおけるロバート・フリップのように、メンバーを入れたり出したり。
振り回されるメンバーもたまったものじゃなかったでしょう。
音楽性も時代とともに変化をしていきましたが、代表作と言えばやはりこの "Disintegration" でしょうね。
活動歴の長い彼らが、80年代最後の年にリリースしたアルバムです。
Disintegration/The Cure

¥1,304
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シンセをしっかりフューチャーし、ギターとからめる。
ゆったりとした反復効果を利用して、浮遊感を創り出す。
言葉に書くと身も蓋もありませんが、一聴して彼らだとわかるオリジナリティ溢れるサウンドスケープを持っています。
一種の構築美を感じますね。
ロバート・スミスのボーカルへの好き嫌いはけっこう出そうですが、ボーカルとサウンドで創られるトータルなサウンドスケープ。
まるで、背後には深い闇があるにも関わらず、表面を淡く輝く光が覆っている空間のよう。
この耽美感、たまらん。。
自分が聴いてないだけかもしれませんが、個性的なサウンドスケープを持ち、それを何と言われようが自分たちの軸足に据える、そんな肝の据わったグループが少なくなった気がします。
たしかに個性的であることは今の世の中ではメジャーから遠ざかることにつながりがちで、それでも The Cure は比較的メジャーになった方なのかもしれませんね。