最近あまり本の紹介をしてませんね。


音楽聴くのと読書は、やはり時間の取り合いです。

どちらも満喫できるまで時間があればいいんですが、1日24時間ではとても足りません。


自分が好きな作家。


おそらく、ジェイムズ・エルロイが筆頭に挙がってくるでしょう。


アメリカのミステリー作家です。ノアールの旗手。


ブラック・ダリアとか、LAコンフィデンシャルが映画化されたので、そちら方面で聞いたことがあるかもしれませんね。

その2作は、彼の代表作LA四部作のうちのふたつです。

4作とも大傑作で、この4冊のおかげでエルロイが自分にとって最も好きな作家のひとりになってます。


ちなみにこれは、4部作の最終編、ホワイト・ジャズ。

ホワイト・ジャズ (文春文庫)/ジェイムズ エルロイ
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4部作を通して、犯罪への妄執、暗い情念の世界が描かれます。

刑事が事件に捉われ、人間としてのバランスを崩して行きながら、情念だけが突き進む。

その物語が、異常にドライな筆致で描かれます。

彼の文体に触れるだけで至福ですが(翻訳だけどね)、そのミステリーとしてのプロットも半端じゃありません。


そのエルロイ、LA4部作に続く、アンダーワールドUSA3部作を創作中ですが、ついにその最終章である3作目「Blood's A Rover」の上梓が決定しました。

どうやらJ・エドガー・フーヴァーを軸にした物語になりそうだとか。


なんと10年ぶりの長編です。


楽しみにするなと言う方が、無理。

7月23日の発売ですが、すでに待ちきれません。


単行本の上下巻という、そうとうな長さです。


あの情念に捉われた何人もの悪党や警官たちが、複雑かつ緻密なプロットの中で、破滅に向かって突き動かされていくのでしょう。

楽しみでたまらん。


音楽と本との、時間の縄張り争い。

7月下旬からは、本の勢力が勝るんでしょうか。