実は、Arctic Monkeysの全体像を良く知りません。
ほとんどの人が、デビューアルバムやセカンドアルバムをリアルタイムで聴き、その出来栄えに衝撃を受けたんだろうと思います。
自分が初めて彼らの音楽をちゃんと聴いたのは、NHKのハイビジョン音楽番組です。
たしかイギリスでのライブ映像で、1時間半程度の番組を見ました。
モノクロのライブ映像で、たぶんファーストとセカンドからの選曲でしょう。
アグレッシブでタイトな演奏には好感を持ちましたが、番組中ずっと違和感を感じてたのが、アレックスのボーカルです。
微妙に音程がはずれてて、一本調子。
最後まで見なかった記憶があります。
その後にリリースされた3rdアルバム、Humbug 。
ライブ映像で見た音楽とも違う、ゆったりとした重いグルーブ感のロック。
それなりに魅力的ではあったものの、入れ込むほどには聴かず、強い印象を残したアルバムではありませんでした。
その後も、彼らの音楽には断片的に接触してましたが、そんなわけで特別な思い入れはありません。
まあ、そんなわけで今回のアルバムも期待はそれほどでもなく、むしろ今回ピンとこなかったらウォッチリストから外れる可能性もありました。
というわけで、 Arctic Monkeys "Suck It And See" 。

¥2,490
Amazon.co.jp
大きく期待を裏切ってくれました。
ここにあるのは、ポジティブに軽やかに駆け抜けるロックです。
前作にあった、重く引きずる様なグルーブ感はほとんどありません。
というよりも、それ系の曲がトータル感の中でしっかりとポジショニングされているので、くどくなることがありません。
そのバランス感の中心にあるのが、優れたメロディ。
ともすれば甘過ぎる直前までいきそうなメロディが、重いグルーブをいなし、強靭な曲でもメロディがしなやかさを産み出しています。
そして抜けのいい演奏。
特に後半の美メロの連続攻撃にはやられます。
まさに、全編が聴きもの。
アルバムバランスの中心は、このあたりでしょうか。
表題曲。これも好きです。
ヘヴィだけど重くならない。
美メロメドレーの一角。
好きか嫌いかは別にして、3rdでもこのアルバムでも、彼らはその時に自分たちがやりたい音楽を知っていて、その音楽をしっかりとカタチにしてきます。
不思議と迷いのない、ストレートな表現で。
すでにイギリスのロックシーンでも中堅どころのポジションなんだろうと思いますが、シーンを活性化するのはイキのいい新人の出現と、実力と実績を兼ね備えた中堅どころのエネルギーの、両輪が必要です。
常に自分たちのやりたいロックの形を模索し続け、けれん味なくそれをカタチにしてくる。
普遍性を土台に、時代性をエネルギーに、過去に固執することなく軽やかに駆け抜ける彼ら。
今のブリティッシュ音楽シーンに必要不可欠なエンジンです。
ほとんどの人が、デビューアルバムやセカンドアルバムをリアルタイムで聴き、その出来栄えに衝撃を受けたんだろうと思います。
自分が初めて彼らの音楽をちゃんと聴いたのは、NHKのハイビジョン音楽番組です。
たしかイギリスでのライブ映像で、1時間半程度の番組を見ました。
モノクロのライブ映像で、たぶんファーストとセカンドからの選曲でしょう。
アグレッシブでタイトな演奏には好感を持ちましたが、番組中ずっと違和感を感じてたのが、アレックスのボーカルです。
微妙に音程がはずれてて、一本調子。
最後まで見なかった記憶があります。
その後にリリースされた3rdアルバム、Humbug 。
ライブ映像で見た音楽とも違う、ゆったりとした重いグルーブ感のロック。
それなりに魅力的ではあったものの、入れ込むほどには聴かず、強い印象を残したアルバムではありませんでした。
その後も、彼らの音楽には断片的に接触してましたが、そんなわけで特別な思い入れはありません。
まあ、そんなわけで今回のアルバムも期待はそれほどでもなく、むしろ今回ピンとこなかったらウォッチリストから外れる可能性もありました。
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ここにあるのは、ポジティブに軽やかに駆け抜けるロックです。
前作にあった、重く引きずる様なグルーブ感はほとんどありません。
というよりも、それ系の曲がトータル感の中でしっかりとポジショニングされているので、くどくなることがありません。
そのバランス感の中心にあるのが、優れたメロディ。
ともすれば甘過ぎる直前までいきそうなメロディが、重いグルーブをいなし、強靭な曲でもメロディがしなやかさを産み出しています。
そして抜けのいい演奏。
特に後半の美メロの連続攻撃にはやられます。
まさに、全編が聴きもの。
アルバムバランスの中心は、このあたりでしょうか。
表題曲。これも好きです。
ヘヴィだけど重くならない。
美メロメドレーの一角。
好きか嫌いかは別にして、3rdでもこのアルバムでも、彼らはその時に自分たちがやりたい音楽を知っていて、その音楽をしっかりとカタチにしてきます。
不思議と迷いのない、ストレートな表現で。
すでにイギリスのロックシーンでも中堅どころのポジションなんだろうと思いますが、シーンを活性化するのはイキのいい新人の出現と、実力と実績を兼ね備えた中堅どころのエネルギーの、両輪が必要です。
常に自分たちのやりたいロックの形を模索し続け、けれん味なくそれをカタチにしてくる。
普遍性を土台に、時代性をエネルギーに、過去に固執することなく軽やかに駆け抜ける彼ら。
今のブリティッシュ音楽シーンに必要不可欠なエンジンです。